生駒里奈、舞台『風都探偵』 バースデーサプライズに喜びの絶叫「オタクの気持ちとしては客席に行きたい!」

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「風都探偵 The STAGE」場面写真
「風都探偵 The STAGE」場面写真

2009年に放送された特撮ドラマ『仮面ライダーW(ダブル)』の正当続編マンガ『風都探偵』の舞台化『風都探偵 The STAGE』が29日、池袋サンシャイン劇場で公演初日を迎えた。

本作は、ドラマからマンガ・アニメ化を経て舞台へと生まれ変わった仮面ライダーWが、次元を超えたダブルの面白さを舞台で繰り広げる。眼の前で感情がぶつかり合う人間ドラマ、迫力のアクション、プロジェクションマッピングを駆使した映像効果や、贅沢に登場する変身フォームなど、見どころは尽きない。

キャストは私立探偵・左翔太郎役に和田雅成、翔太郎の相棒・フィリップ役に木津つばさ、探偵事務所所長・鳴海亜樹子役に生駒里奈、超常犯罪捜査課の警視・照井竜役に上野凱、事件のカギを握る魔女・ときめ役に能條愛未、そして照井の部下・刃野幹夫役にはTVシリーズと同じくなだぎ武が出演する。

芸能活動を始める前から『仮面ライダーW』の魅力に取りつかれていたという生駒さんは、27歳の誕生日当日に初日を迎えた奇跡に大喜び。「(今年、出演できたことで)来年はもういいことがないなってくらい嬉しい。10年間やってきてよかった」と語っていたが、舞台上でも全身からその想いが客席に伝わるほどのテンションで、“これぞ、鳴海亜樹子!”と言わしめる熱演ぶりだった。

カーテンコールでは、ナレーションとガイアメモリの声を担当する立木文彦さんからサプライズでお祝いのメッセージが響き、生駒さんが驚きのあまり「立木さんがハッピーバースデーって!?」と絶叫する場面も。ほかのキャストたちからバースデーソングと仮面ライダーWの抱きまくらをプレゼントされると「やったー!」と強く抱きしめ、「亜樹子は見守ることが多いですけど、オタクの気持ちとしてはすぐにでも客席に行きたい!」と作品への愛情を溢れさせていた。

『風都探偵 The STAGE』は、2023年1月15日まで東京・池袋サンシャイン劇場で上演中。大阪公演は2023年1月19日から1月25日まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪)で上演される。なお、公演でアンサンブルキャストを務める内田大地さんが、怪我により年内の公演への出演を見合わている。

また、動画・電子書籍の配信サービス「U-NEXT」では、大阪の2023年1月25日(水)14時公演<大千穐楽>を独占配信。それぞれ、約2週間の見逃し配信も可能だ。アニメ『風都探偵』、原作コミックであるマンガ『風都探偵』、『仮面ライダーW』を始めとした過去の仮面ライダーシリーズ、関連書籍も多数配信している。

<初日直前コメント>

【左翔太郎役 和田雅成】
ここまで辿り着けたこと。本当に嬉しく思います。
いつもとは違う形の舞台化に最初はどこを掴んで良いのか迷っていました。
ですが、キャストの仲間達、スタッフの皆様が自分を「風都探偵 The STAGE 」の世界に引き込んでくれました。
皆様の貴重な時間をこの舞台に向けて下さってありがとうございます。
誰よりも風都の街を愛し、皆様の心に新しい風を吹かせられるよう尽力いたします。

【フィリップ役 木津つばさ】
まず、無事に開幕出来ることを大変嬉しく幸せに思います。
仮面ライダーになれるんだ、といつまで経っても慣れません。
でもそれでもいい、憧れるという事が心から愛おしく素敵な事だと改めて気付かされております。
俳優、スタッフ、関わってくださっている皆様全員が素敵なカンパニー、さらには舞台を通して、風都探偵の魅力を存分に伝えるべく原作へのリスペクトは勿論のこと、一人一人が作品に向き合って創り上げて参りました。
だからこそ誰一人欠けることなく、最後まで皆様に作品をお届けする事が、僕たちの願いであります。
全員がヒーロー、カンパニーの皆様とお客様と一つ一つを大切に、あの日あの時、僕の鼓動が高鳴ったあの言葉を胸に! 変身 がまた誰かの胸の鼓動を鳴らせる様に!「風都探偵 The STAGE 」是非、最後まで劇場でお待ちしております!

【鳴海亜樹子役 生駒里奈】
ついに幕が上がるのかと、ドキドキしています。
作品が完成に近づくたびに、これで大丈夫なのかなと不安に襲われながら今日を迎えました。
自分はともかく、最高にかっこいい「風都探偵」が出来上がったと思います。
仮面ライダーW 、仮面ライダーアクセルのアクションがとにかくかっこいいです!!
そして刃野さんが最高ですね。
7割くらいはファンとして稽古を見て来ましたが、瞬きしたくないくらい、絵になる瞬間が沢山あります。
舞台装置やプロジェクションマッピングのかっこよさも含めてご覧ください!

【照井竜役 上野凱】
待ちに待った、初日を無事に迎えられることをとても嬉しく思います。
小学生の頃に思った、修学旅行の日を待つ子供時代を思い出します。
観に来て頂いた皆様と一緒に、風都の街を探検する気持ちで臨みます!
僕たちを信じて、風都の世界を一緒に歩きましょう。
「風都探偵 The STAGE」思う存分楽しんでください!
劇場にてお待ちしています!

【ときめ役 能條愛未】
無事に初日の幕が上がることがどれだけ幸せで当たり前でない事なのか、私も悔しい思いをした経験があるからこそこの幸せをより噛み締めています。
全ての演出がつき、皆様と一緒にお芝居を作り上げ、仮面ライダーのアクションを間近で観させていただき、ヒーローのカッコ良さやこの作品の面白さに私自身どんどん引き込まれていきました。
私が演じるときめは、どこか掴みどころがない難しい役どころではありましたが、お稽古を重ね自分の中のときめ成分を見つけることが出来たのではないかなと思っています。
舞台上にときめが存在していたと思っていただけるよう全力かつ丁寧に演じさせていただきます。
劇場でお待ちしております!

【刃野幹夫役 なだぎ武】
私が最後に刃さんを演じたのが、Vシネマの『仮面ライダーアクセル』の時だったらしく、そこから刃さんを演じるのが11年振りだそうです。
11年のブランク、また刃さんを演じることが出来るかな…と不安もありましたが、マッサージ器具(ツボ押し器)を片手に持った瞬間、一瞬にしてあの頃に戻れました。
舞台は新たな風都の街。相変わらずミステリアスで、人間臭い街です。
原作の風都がそのまま舞台化されてるので、街の妖艶さやアクション、キャストの活躍を思う存分楽しんで頂けると思います。そんな風都でお待ちしております。

【万灯雪侍役 君沢ユウキ】
12年前に感じたあの頃の懐かしい風を、稽古場で節々に感じました。翔太郎のハーフボイルド、フィリップの冷静と情熱、亜樹子の天真爛漫さ、照井の寡黙な強さ、刃野さんの変わらなさ。
そんな彼らと出会ってしまった裏風都の万灯雪侍として、交差する表と裏の『運命』の物語の歯車を強力に回していきたいと思います。
舞台上、目の前で仮面ライダー達が闘う臨場感はまさに本物の迫力。
ですが完成には最後の1ピースが足りません。
それは劇場、いや、風都に皆様が目撃しに来てくださること。
最高のスリリングをお約束します。必ず貴方を、美しく後悔させてあげましょう。

【脚本・演出 毛利亘宏(少年社中)】
「風都探偵The STAGE」の演出と脚本の共同執筆を担当させていただきました毛利亘宏です。
お客様の想像を上回るライブエンターテインメントが出来上がったのではないかと自信を持ってお届けします。
自分が培ってきた演劇のフィールドと「仮面ライダー」という歴史あるコンテンツが交わるとこんなにも可能性を秘めた作品が生まれるんだ…とひしひしと感じております。
新たな“風都”という街を舞台上に生み出すべく、稽古場と劇場でカンパニー全員が誠心誠意、本作に向き合い、試行錯誤してきました。ぜひ劇場で、ライブ配信で、舞台上に生まれる新たな風都の物語をご覧ください。

『風都探偵 The STAGE』公式サイト  https://stage-fuuto.com/
©「風都探偵 The STAGE」製作委員会

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