井頭愛海「2020年は一皮むけた井頭愛海をお見せしたい」初主演映画にも注目

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井頭愛海
井頭愛海

2019年は、記憶喪失の少女役を体当たりで熱演した『さくらの親子丼2』(東海テレビ/フジテレビ系)で幕を開け、『少年寅次郎』(NHK)など話題のドラマに出演した井頭愛海さん。今年は念願の初主演映画『鬼ガール!!』も公開予定だ。高校を卒業し、社会人1年生として本格的に女優活動に取り組んだ2019年を振り返りつつ、今年の意気込みを語ってくれた。

--まずはオスカー晴れ着撮影会に参加した感想を聞かせてください。

「私は今回で3回目になるんですけど、知っているメンバーも結構多かったので、すごく楽しくというか、リラックスして参加できてよかったです」

--2019年はどんな年になりましたか?

「あっという間というか、気づいたら終わりを迎えていた感じで、充実していたなと思います。毎回作品に真摯にまっすぐぶつかっていたら時間が過ぎるのがはやく感じて……。いろんな作品をやらせてもらったんですけど、全部の現場が思い出深くて、自分にとって2020年につながる、いい糧になったんじゃないかなと思います」

--そして今年は主演映画『鬼ガール!!』も公開予定です。

「初めての主演ということもあって不安や緊張がありました。また『自分が主演をやるんだ』と気張ってしまった部分があって、自分の中で崩れそうなときもあったんですけど、でも同年代の共演者の子たちにしっかりしている子がたくさんいて、その子たちの温かさだったり、映画で知り合った地元の方々に支えられながら撮ることができました。たくさんの方の支えがあって作品ってできているんだなということを、改めて感じられた作品となりました」

--映画出演は久しぶりになりますね。

「初めて出演した『おしん』は小学6年生のときに撮影したのですが、あの頃は何もわかってない状況で、お仕事というよりは撮影現場を楽しんでいるような意識でした。もちろんお仕事という認識はあったんですけど……。この1年、特に演技をちゃんとお仕事にしていきたいと強く思うようになりました。学生を卒業した分、いろんなことを考える時間にも当てられたので、いろんな方とお会いして、先輩などいろんな方に話を聞くことができて、自分の未来というか進むべき道を探せた1年でもありました」

--高校を卒業して変わった部分は?

「社会人としての自覚は芽生えました。学校に行かないので友達と会う機会が減った分、仕事でお会いする大人の方たちと会話することが増えて、その方たちのお話を聞いていると、すごくためになるというか、納得させられる部分があり、今までにはない新しい扉が開けた気がしました。こういう出会いが今後も続けば、これからもいろんな方とお会いしたいなと思いました」

--そして2020年の意気込みを。

「今年も自分らしさを忘れずに、いろんな役に挑戦して、一皮むけた井頭愛海をお見せしたい! 2020年に記憶に残る女優になれるよう、みなさんの心に残る作品に参加できればいいなと思います」

いがしらまなみ●2001年3月15日生まれ、大阪府出身。2012年、『第13回全日本国民的美少女コンテスト』に出場し、審査員特別賞に選ばれる。同年「X21」のメンバーとなり2018年まで活動。並行して女優としてNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』などに出演。