ミス週刊少年マガジン2019の夏目綾が初舞台で主演「ドンとしているところをみせたい」

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ガールズ演劇プロジェクトのアリスインプロジェクトによる12月公演『アリスインアリス in デッドリースクール』(12日より23日まで、池袋・シアターKASSAI)の記者発表会が1日、都内で開催された。オールキャスト31名の中から、W主演の夏目綾(ミス週刊少年マガジン2019) 、葉月智子(元3B junior)など、24名が出席した。

演出の細川さんは今作について「何を言ってもネタバレになりそうなんですけども」と前置きした上で、「そもそもデッドリーは再演の度に新たな平行世界が増えるという構造になっていて、その設定がベースになっています。今回はアリスインアリスという時間も空間もいろんなパラレルワードも渡ることができる存在がいて、その人たちがデッドリーの世界が破滅するのを食い止めようと暗躍するという話です。アリスインアリスもトレーサーとバリアブルアリスという二つの勢力に分かれて対立していて、それぞれが何を目的にしているのかとか、それに巻き込まれたデッドリーの人たちの運命やいかにといったところが見所になります」と紹介した。

稽古の様子について「脚本の麻草さんは僕が演出だと手加減してくれなくて、いきなり “時空を超える” とかト書きにある。稽古の序盤では、彼を連れてきて “これどうやって演出するの?” とか、“これはどういう意味だ?”って、みんなの前で質問攻めにしています」と明かした。

【キャストコメント(抜粋)】

夏目綾(アトラス)「今回が初舞台なんですが、精いっぱい頑張ります」と緊張しがちに挨拶。「アトラスは、アリスインアリスのトレーサーの一員で、時空を移動できる存在です。私は初心者なので、みなさんが稽古をしているのをスゴイなと思って見ながら、私も見習って頑張ろうと思います。見どころは、私自身とは正反対にドンとしているところをみせたいと思います」

葉月智子(墨尾優)「初めてのW主演 なので、一生懸命頑張ります。たくさんの方が演じてきた墨尾優を、また新しいユウとして見せられるように頑張ります」と意気込み、「今回の優はアリスインアリスの人たちに巻き込まれていろんな世界に連れて行かれるのですが、最終的にユウがどんな運命を選ぶのか注目して欲しいです。ユウとノブの関係も見どころで、漫才のシーンも。声の相性がいいと言われているので、息が合ったところをお見せしたいです」

高橋明日香(パンドラ)「初めてアリスインアリスの世界観でデッドリースクールを描くという試みなので、アリスインアリスとてして頑張りたいと思います。アリスインアリスのライブでやっていた世界観を私たちが体現して、曲も使われているので、以前のライブを見てくれていた人たちはエモくて思わず唸るんじゃないかと思います」

幸野ゆりあ(氷鏡庵)「アリスインプロジェクトは数年前から何回か出させていていただける中で、デッドリーは初めて出演させて頂きます10周年にふさわしいいい作品にしたいと思っています」

鶴田葵(ペルセ)「今回はアアリスインアリスとして舞台に立つので、なんだか不思議な感覚なんですけれども、10周年ということもあって、ぴーちゃん(高橋明日香)と花梨ちゃんと、アリスインアリスを楽しみつつ、みんなでいい作品を作れたなと思っています」

花梨(オルフェ)「呼ばれて飛び出て、花梨ちゃーん!この公演で22歳になります!」

白石まゆみ(竹内珠子)「前回のデッドリー・コネクトではノブをやったんですけれども、今回は竹内珠子ということで大人ぶって頑張ります」

河地柚奈(竹内珠子)「今回はいつもと違う竹内珠子もでてくるので、その変化を見せられたらなと思います」

長谷川麻由(百村信子)「10周年のデッドリーの締めくくりの作品で、ノブちゃんをやらせていただくことを大変光栄に思います。初めて漫才をするんですけれども超いいコンビなので期待していてください」

羽柴なつみ(ユミヤ)「ほっそん(細川博司さん)に褒められるように頑張ります」

天音(ダイヌマ)「ダイヌマって誰って感じだと思うんですけども、去年 “最果ての星” でちょっと本物っぽい人を見たので、ちょっと頑張りたいと思います」

池澤汐音(高森朝代)「今回はヤンキーじゃないんですよ。デッドリーの世界に憧れていたので、やれて嬉しいです。先日、誕生日で22歳を迎えました」

音羽奈々(村崎静香)「去年は黄市恵美役で出演させて頂いて、その時はずっと隅っこで泣いているだけだったので、今回はたくさん屋上を走り回りたいと思います」

渡邉結衣(黄市恵美)「14歳で最年少なのですが、アリスインプロジェクトさんの舞台が初めてで、ビジュアル撮影とか、みんなと一緒にダンスの稽古をしたりとか、本当にたくさん初めてのことがあって、緊張ですごいドキドキしていたんですけれども、先輩方がみんな本当に優しくしてくださっています」

宮村蒼(橙沼霧子)「アリスインプロジェクト様の舞台は今回が初めて出演させていただきます。橙沼霧子はずっとカメラを持っている役なので、稽古中も本物のカメラをずっと使っていて、稽古を重ねるたびにカメラワークが上手くなってるなと自負しております」

椎名愛(辻井水貴)「若いみなさんがお揃いなので、みなさんのフレッシュな若い力を取り入れて毎日稽古に取り組んでおります。水貴はつねに厚い本を持っていて、すっごい文字が詰まっていて読むの大変なんですけれども、千秋楽までになんとか半分ぐらいまでは読もうと思います」

日暮レイコ(宍戸舞)「宍戸舞はマイペースなんだけれども、3年生で保健委員でもあるので、しっかりしているようなんですけれども、私がこんなヘラヘラなので、皆さんに助けられながら頑張ろうかなと思っております」

堤 萌(橙沼霧子)「大学受験を終えて、久しぶりにアリスインプロジェクトの舞台に戻ってきました。霧子はいつもカメラを持っているので今回はカメラと友達になれるように頑張ろうと思います」

岩﨑千明(堂本千十合)「去年のデッドリーにも出演していましたが、今年はまた違った視点でデッドリーに参加できて非常に嬉しいです」

湊谷笑夢(辻井水貴) 「8月に東京に上京してきたばっかりで、アリスインアリスも初めての舞台ということで、普段も大きかったんですけども皆さんと一緒にこの世界観を楽しんで演じられるように頑張ります」

叶田明日菜(宍戸舞)「昨日金髪から黒髪にしたばかりで頭皮が痛いです。いつも悪役とか強い役が多いんですけれども、今回アリスさんでは宍戸舞ちゃんという優しいお母さんみたいな存在を演じるので、新しい役柄で頑張っていこうと思います」

雪原千歳(柏村香)「魔銃ドナーに引き続き、演出助手兼初のアリス出演をさせていただきます。今回は大人の役なので、みんなを引っ張っていけるように頑張っていきたいと思います」