玉城ティナ、人間以外の役に自信アリ!?「宇宙と地獄はやったので ほかに何かあったら」

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玉城ティナ
玉城ティナ

映画『地獄少女』の公開記念舞台あいさつが16日、新宿バルト9で行われ、主演の玉城ティナと、共演者の楽駆、橋本マナミ、森七菜、仁村紗和、大場美奈(SKE48)、藤田富、そして監督の白石晃士が登壇した。

本作は、人気オリジナルアニメを原作とした実写版で人間たちの愛憎を描くダークファンタジー。地獄通信に恨みを書き込むと現れる地獄の復讐執行人・閻魔あいを玉城さんが演じる。

さっそく、SNSで映画の反響を確かめたという玉城さんは、まずは好評ぶりに安心した様子で、「受け取る方次第で感じることが違う映画なんだなと改めて思いました」と語った。決め台詞の“いっぺん、死んでみる?”では瞬きをしないなど、人間ではない役柄の苦労を明かしつつ、「今回は人間じゃない役ですけど、考えたら意外と宇宙人とかもやっていました。宇宙と地獄はやったので、ほかに何かあったら、よろしくお願いします!」と呼びかけて笑いを誘った。

妖怪・骨女を演じた橋本さんも原作ファンの反応が気がかりだったことを明かし、「今のところ批判は届いてないのでよかった」と胸をなでおろした。

女子高生・市川美保役の森さんは撮影中のエピソードとして、バンドマン・魔鬼を演じた藤田さんが言う「純度を上げろ!」というセリフの印象が強かったせいか、彼を探すバンドメンバーが「純度は?」と呼び間違えたことから、「実は裏で“純度”って呼ばれてたんじゃないか?ってことになって、面白くなってしまいました」と笑いながら紹介した。

他のキャストとあまり一緒の場面がなかったという大場さんは裏話として、たくさん手が伸びてきて吸い込まれる場面がCGではなく実際の手であったことを明かし、「7人くらいの方が参加してくださったんですが、その方たちと一番触れ合ってました」と話して笑いを誘った。

最後に玉城さんは「怖いだけではなくて、描かれているのは人間の普遍的なこと。恨む気持ちというのはきっと何千年も続いているんだろうなと思うと、不思議な気持ちになったり、観たあとに考えさせられたりする作品になっています。実写化としても特異な作品になったと思うので、自信を持ってお届けしたい」とメッセージを残してイベントを終えた。

「地獄少女」は全国で公開中。