宇宙技術を利用した新たなビジネスモデルの発掘と事業支援を目的としたアイデアコンテスト「S-Booster2017」の最終選考と授賞式が、六本木ニコファーレで30日に開催され、同企画をサポートするオスカープロモーションから女優の剛力彩芽がゲストとしてトークセッションに参加した。
宇宙飛行士の若田光一さんら宇宙のスペシャリストに囲まれてトークに参加した剛力さんは、人工的に流星を降らせるプロジェクトを進めている岡島礼奈さん(ALE)の話にワクワクし、「私も星空を見るのが好きなのでお願いしたい」と目を輝かせた。岡島さんが「地域を指定することができるので、一緒に観るイベントができます。その時はぜひ剛力さんも」と答えると、剛力さんは、さらに星のように目を輝かせて喜んだ。
また、剛力さんは身近になりつつある宇宙旅行の時代に向けて、「人生で1回は宇宙を見てみたいと思います。気軽に家族旅行みたいな感じで行けるようになればいいですね」と期待を膨らませた。宇宙でしたいことについて「写真を撮りたいですね。宇宙だと服が決められているイメージがありますが、いつかオシャレして行けるかなって気になります」と女性らしい夢を語った。
さらに、これから応募しようとしている人たちへ向けて「“こういうことがやってみたい、できるかもしれない”という小さなきっかけを、できるかどうかわからないけどチャレンジしてみるということは大切だと思う。少しでも宇宙や衛星などに興味があれば、勇気を持って応募していただけたら嬉しい」とエールを送った。
内閣府主催の同コンテストは今回が初開催で、個人から大手ゼネコンまで300件の応募の中から15件のファイナリストに絞り込まれ、事業可能性などの助言を得てブラッシュアップされたアイデアをそれぞれがプレゼンテーションを行なった。大賞は500万円、スポンサー賞には100万円が贈られ、さらに事業化に向けて支援が行われる。
大賞は「超低高度衛生搭載ドップライダーによる飛行経路・高度最適化システムの構築」の松本紋子さん(全日本空輸)がスポンサー賞と同時受賞した。航空機が安全かつ経済的に運行するために超低高度衛星の観測データを利用するもので、使用燃料とCO2削減に効果が見込める。欧州が打ち上げる衛星の気象用データを流用することで、実用に向けての道筋もメドが立っているという。
松本さんは、女性ながら一人でこの企画に参加し大賞を射止めたが、他にも個人や、女性が代表を務めるグループも見られ、ベンチャー企業のみならず、幅広い層からのアイデアが寄せられていたことを伺わせた。宇宙飛行士を目指すタレントとして活躍中の黒田有彩さんは「宇宙旅行フェス」と題し、打ち上げの瞬間に立ち会うことで感動を共有するイベントを熱っぽく提案していた。
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