【吉田円佳インタビュー】ヒロイン映画『二度めの夏、二度と会えない君』が1日公開「気持ちをストレートに言葉にできる燐はうらやましい存在」 | GirlsNews

【吉田円佳インタビュー】ヒロイン映画『二度めの夏、二度と会えない君』が1日公開「気持ちをストレートに言葉にできる燐はうらやましい存在」

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吉田円佳
吉田円佳

ガールズバンド“たんこぶちん”のボーカル・MADOKA(吉田円佳)が映画『二度めの夏、二度と会えない君』にヒロイン・森山 燐役で出演、9月1日に公開される。今回、8月上旬に行われたプレミア試写会を終えた吉田さんに、演技初体験にあたっての思い、それを経験したうえでの音楽活動の進化についても聞いた。

--今回初めて女優として映画の舞台挨拶を経験していかがでしたか?

「映画の舞台挨拶ってどういうものなのかわからないまま行ったんですけど、思っていたよりカジュアルな感じで楽しめました」

--現在は『ニドナツ全国キャラバン』と題した映画のキャンペーンイベントの真っ最中で、円佳さんが一人で全国各地に赴き、ライブやトークなどを行っています。たんこぶちんとして新譜をリリースする時にも発売記念イベントは行いますが、音楽のイベントとは違いはありますか?

「一人の弾き語りで回るのは今回が初めてなので、ライブの雰囲気はバンドのリリイベとはガラッと変わります。歌に集中できるというか、より歌を届けることにまっすぐでいられる。自分にとっていい経験になっています」

--たんこぶちんのファン以外に新たな出会いもあったり?

「ファンの方も来てくださいますが、会場がショッピングモールだとたまたま通りかかって足を止めて観ていただける方もいて、そういう新たな出会いも楽しみです」

--映画は間もなく公開されますが、実感はわいてきましたか?

「はい。試写会がすでに何度かあり、観てくれた人がSNSで感想を書いてくれたりしているので、自分ではもう公開されているのではと思うくらいです。でも実際に公開したらどんな感じなのか楽しみです」

--演じるヒロインの森山燐はどんな女の子ですか?

「大きな病気を抱えていて入院している生活のほうが長かった女の子で、Animato Animatoというバンドに憧れています。そのバンドと同じ高校に行って、彼らが文化祭でやったライブを自分もやりたいという夢を持ち続けている。それで高校3年生の夏に転校してバンドメンバーを集めて、文化祭ライブを成功させるためにひと夏を駆け抜けます。自分の命にタイムリミットはあるけど、燃え尽きるまで全力で頑張る、歌が大好きな女の子です」

--映画で描かれる燐はかなり積極的な性格の女の子ですよね。

「はい。智くん(村上虹郎)にバンドのメンバーなってもらうために家に押しかけに行くような女の子で…」

--燐と円佳さんご自身と比べていかがですか?  性格的に共通するところや違う点など。

「私も明るいほうだとは思うんですけど、燐ちゃんのようにグイグイいけるのはうらやましいなと思います。私はやりたいことがあってもちょっと躊躇しちゃうこともよくあるんですけど、そういうことが燐ちゃんにはない。タイムリミットがあるからこそ全力でいられるのかもしれませんが、自分の気持ちに正直で、ストレートに人に言葉を伝えることができて、突進していけるのはうらやましいなと思います」

--今回は高校生の役ですが、21歳の円佳さんにとってとまどいは?

「衣装合わせで制服を着た時にさほど違和感はありませんでした。高校を卒業して2、3年くらいしかまだ経ってないので、『あ、まだ大丈夫だ」と思っていました(笑)」

--今回映画のキャンペーンイベントでは制服姿を披露していますが、もしかしてお客さんの前で制服姿というのは今回が最後なのかも。

「そうですね。もうこの先、制服を着ることは、何か特別なことが起こらない限りないと思うので」

--また女優仕事が入って、高校生役が来たりしない限り?

「はい、バンドでは絶対に着ることがないと思います」

--でもバンドでも企画もののライブなどをやって着てみたら?

「ファンクラブ限定の企画などでやったら面白いかも」

--でも他のメンバーは髪色的に制服は似合わなそうか(笑)。

「ベースののんちゃん(NODOKA)なんて髪が真っ赤かなので違和感がありそうですね(笑)」

--不良生徒みたいで(笑)。ところで前回のインタビューで、映画の原作を読んですぐに、この作品からインスパイアされ『君に会えてよかった』(シングル『遠距離恋愛爆撃ミサイル』カップリング)を書いたという話を聞きました。以前は、作詞をするにあたって、自分が経験したことや実生活の中で感じたことしか書けないと語っていたのが、『君に会えてよかった』のように物語をベースにした曲も生まれるようになりました。こんなふうに演技を経験したことで、音楽活動が進化したようなことはありましたか?

「自分としてはライブや曲作りで何が大きく変わったかというのはわからないんですけど、上手く言えないけど、ライブで歌っていて歌に対して感情の込め具合がぐっと強くなって、こみ上げるものが多くなった気がします」

--たんこぶちんの曲で円佳さんの自作曲以外で作家さんに提供してもらう楽曲もあると思いますが、それを歌う時には女優として演じることとちょっと通じるものがあるのかも。

「人からいただいた歌詞でも自分で書いたものでも、自分の中で汲み取って自分の声に乗せて目の前にいるお客さんに届ける…それと、セリフを覚えて人に伝えるということは、なんとなく似ているのかなと、映画の撮影が始まる前に思っていました。演技をするということに対して不安は大きかったんですけど、よく考えてみれば、自分はいつもそういうことをやっているじゃないか、セリフを自分の中で汲み取って、自分の中から出た自然な言葉という感じで相手に伝えられるようにできればいいんじゃないかなと思いました」

--そして最近の話題といえば、写真集『MADOKAと円佳』の発売。映画のヒロインもびっくりだと思いますが、写真集を出すのもまたびっくりしたのでは?

「はい、私が誰よりもびっくりしていると思います(笑)」

--普段のジャケット写真の撮影や雑誌の取材などとは違いました?

「そうですね。まず楽器を持っていないし、あと衣装を何回も着替えるし、外を歩きながら撮ったりとか普段とは勝手が違い、最初は戸惑って緊張しました。だけど、自由な感じで動いて撮ってもらえるものもあったり、特に沖縄で撮った分はリラックス感が出せたかなと思います」

--ジャケット写真などでギターを持って撮ると、ポーズが決まってくるというか収まりがいいと思うんですけど、それがないと最初は手持ち無沙汰だったかも。

「そうですね。でもいろんな場所に移動して撮ったり、何かを持って撮ったりもしていたので…。最初のほうはポーズをとらないといけないのかなと思っていたのですが、そういう感じじゃなくて、『自然でいいよ』と言ってもらって。あまり意識せず、自然に臨めたと思います。撮ってもらうにつれて、だいぶその場の雰囲気にも慣れてくるし、いろんな表情を出せた気がします」

--では最後に改めて映画“ニドナツ”のオススメポイントを。

「青春音楽映画ということで、音楽が映画を彩っていてすごくキラキラした場面もたくさん出てきてそこは一つの見どころですが、一方で主人公・智のせつない気持ちだったり、キャストそれぞれの個性も見どころになっています。一番最後に出てくる文化祭のシーンでは、バンド役のメンバーみんなで一曲まるごと演奏しているので、ライブ感、臨場感が伝わると思います。たくさんの人に音楽も含め観ていただきたいです!」

--そして、たんこぶちんが担当するエンディングテーマ『夏のおわりに』についても。

「“ニドナツ”というストーリーのまとめをしっかりしてくれている曲。詞がストーリーに沿って燐の気持ちも含め書かれているので、この曲を聴いた時に、ニドナツを観て心に残っているシーンを思い浮かべられる一曲になればいいなと思います!」

 

〈プロフィール〉

吉田円佳(よしだ・まどか)

1996年3月24日生まれ、佐賀県出身。ガールズバンド「たんこぶちん」のボーカル & ギターとして活躍。小学校6年生の時にバンド結成。ヤマハ主催の音楽オーディション『Music Revolution』ので優秀賞を受賞したことをきっかけに、2013年にメジャーデビュー。『夏のおわりに』も収録されたアルバム『二度めの夏、二度と会えない君 feat. Primenber』が8月30日に発売。

■映画『二度めの夏、二度と会えない君』(9月1日(金)より新宿バルト9ほかで全国公開)

高校3年生の夏に転校してきた燐(吉田)は、憧れのバンドの出身校でバンド活動をするという夢を持っていた。念願のライブが実現した帰り道、燐は倒れ病院に運ばれる。心配するメンバーの智(村上)。智は燐から秘密にしていた病気のことを聞かされる。動揺した智はとっさに秘めていた思いを伝えるが、燐は「なんで最後にそんなことを言うの」という言葉を残して天国へと旅立つ。そして深い後悔から立ち直れないでいた智に奇跡が。智の二度めの夏が始まったのだ…。

(C)赤城大空・小学館/ 『二度めの夏、二度と会えない君』パートナーズ

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『二度めの夏、二度と会えない君』公式サイト

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