武田梨奈、ボイメン・小林のお手製バースデーケーキのサプライズに感激

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映画『海すずめ』完成披露プレミア上映会
映画『海すずめ』完成披露プレミア上映会
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武田梨奈主演の映画『海すずめ』(7月2日公開)の完成披露プレミア上映会が15日、東京・ヤクルトホールにて行われ、武田さんはじめ、小林豊さん(BOYS AND MEN)ら主要キャストらが登壇した。舞台挨拶後半には、武田さんの誕生日を祝うサプライズが行われ、会場からの「おめでとう」の声に、驚きと感動で目を潤ませた。

愛媛県の「宇和島伊達400年祭」を記念して製作された映画『海すずめ』。図書館の自転車課に勤務する新人作家・赤松雀役の武田さんは「製作発表会見の時に『いい作品になるとしか思えない』と言ったけれど、素晴らしい脚本で、それを越えなければいけないというプレッシャーがあった」と緊張の面持ちで打ち明けると、すかさず小林さんからは「そんなの感じていました?」との疑問符が。

立て続けに小林さんから「一日何食食べていましたか?」と聞かれた武田さんは「1日7食くらい食べていました…」と宇和島グルメに心を奪われていた姿を明かし、「30分でも時間に空きがあると、『よし、食べに行くぞ!』という感じで」とケロリと答え、爆笑を誘った。

また舞台挨拶中には、この日25歳の誕生日を迎えた武田さんのために、サプライズでバースデーケーキが登場した。しかも元パティシエ・小林さんの手による、美を意識した宇和島産“パールパウダー”入りの特製ケーキ。武田さんは、観客・キャストによるバースデーソング合唱に感極まった表情を浮かべながらケーキを口にし、「ケーキ屋さんで食べるケーキよりも100倍美味しい!」と声を弾ませていた。

この日の舞台挨拶には、佐生雪、目黒祐樹、吉行和子、大森研一監督、宇和島伊達家13代当主・伊達宗信も登壇した。

愛媛県宇和島市。小説家デビューを果たすものの2作目の小説が書けない主人公の赤松雀(武田梨奈)は、地元に戻り図書館の自転車課(自転車で図書を運ぶ)で働き始める。ともに働くのは元ロードレーサーの岡崎(小林豊)とアルバイトで嫌味な上司の娘・ハナ。ある日、本の常連客であるトメ(吉行和子)から「もともと現在の市立図書館の前には、空襲で全焼した私立伊達図書館があった」(史実) ということとトメ自身も戦前はそこで働いていたことを教えられる。

そんな最中、街は”伊達400年祭の武者行列”で使用される着物の刺繍模様の復元するための資料‘御家伝来の本‘を探して騒ぎとなっていた。一方で、図書館では自転車課の廃止案が浮上していることも発覚。雀は資料となる本を求めて、そして自転車課廃止を阻止するべく走り出す。はたして刺繍図録は見つかるのか…。

映画『海すずめ』は7月2日、有楽町スバル座ほかで全国ロードショー。

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映画『海すずめ』公式サイト