外岡えりか、20年前のモデル役で“アムラー”スタイルに!? 舞台『読モの掟!2016』出演中

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『読モの掟!2016』より
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元アイドリング!!!で女優の外岡えりかさんが、新国立劇場 小劇場で上演中の舞台『読モの掟!2016』に出演中。開幕前日の3日、ゲネプロのあと、役柄に対する思いや意気込みを語った。

2014年に上演された劇団マツトモカズミオリジナル作品の本作。舞台は、とある教会。 そこで時間を超えて起こった読モ事務所の物語となっている。2016年現在と、20年前、二つの時代の“読モ”たちの人間模様を描く作品。外岡さんは20年前の読モで、世界で活躍するモデルを目指す薫子を演じる。シングルマザーとなる薫子の思いが物語のキーポイントになっているということで、重要な役柄だ。

今回20年前の女性を演じるということで演じる前にファッションなどの研究をしたという。「ファッションや髪型とか、メイクも今と全然違う。私が生まれて間もない時代ですが、でも調べていく中で、『あ、そういえばこんな感じだったな』とうっすらと記憶が蘇ってきました。作品では、ルーズソックス、アムラー、シノラーも登場してきます」。外岡さん演じる薫子もミニスカートにロングブーツの“アムラー”スタイルだ。

薫子は恋愛とモデルとしての夢の狭間で揺れる役柄。その気持ちは理解できる?「アイドリング!!!も恋愛禁止でしたよ。私は別に大変とは思わなかったですけど(笑)。でも薫子みたいにすごく好きな人がいれば、葛藤はあるんじゃないかなと演じていて思います」という。

さまざまな人物の愛情や憎しみ…人間模様が繊細に描かれている作品。「今回演じていて感じることは、人それぞれいろんな思いを持っている。でも、ちょっとしたボタンのかけ違いで、相手のことを思ってるのに、その思いが変化してしまう恐ろしさや、逆にだからこそ通じ合うこともある。思いがつながる、その瞬間やその出来事は奇跡的であるし、大事なことなんだなと思います」と語る。

いよいよ本日から開幕だが、「幕が上がったらあっという間だと思うので、その瞬間瞬間を薫子として生きていきたいなと思います」と目を輝かせる外岡さんだった。

本作には、W主演の東京女子流・新井ひとみさん、庄司芽生さんのほか、外岡さんと同じ元アイドリング!!!の酒井瞳さん、ミュージカル『テニスの王子様』出身の安川純平さん、 『ようかい体操第二』の大ヒットで知られるDream5の高野洸さん、元乃木坂46の伊藤寧々さん、Seventeen専属モデルの橋爪愛さんらフレッシュなキャストが揃う。

読者モデル専門事務所「アンファン・テリブル」は、 所属モデル・ミアの人気のおかげで所属希望者が殺到しているが、 一方で少女たちを夢中にさせる都市伝説がある。 それは「アンファン・テリブルのモデルは玉の輿に乗れる」ということ。だがそれは、 実は事務所社長の上月美琴が、 結婚のための予備校の支配者だったから。 美琴の目下の目標は“リアル・シンデレラ計画”である。 そのヒロインに白羽の矢を立てたのが、 ミアである。 ミアはシングルマザーに育てられたが、 その母も亡くなり天涯孤独である。 そのミアを政治家と結婚させるのが美琴のリアル・シンデレラ計画である…。

劇団マツトモカズミ プロデュース公演 『読モの掟!2016』は5月4日(水)~8日(日)、新国立劇場 小劇場で上演。

また外岡さんは6月15日(水)~ 6月19日(日)六本木 俳優座劇場で上演される『SOLID STARプロデュースVol.7 「明るいお葬式」』に出演する。

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