松本穂香が舞台デビュー! 「有村架純さんからのお守りをいつもリュックに入れています」

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舞台「ヨミガエラセ屋」
舞台「ヨミガエラセ屋」
  • 舞台「ヨミガエラセ屋」
  • 舞台「ヨミガエラセ屋」ゲネプロより
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有村架純の妹分として注目を集める新進女優・松本穂香が、初舞台にして主演を務める舞台『ヨミガエラセ屋』が30日、新宿村LIVEで公演初日を迎え、それに先立って行なわれたゲネプロのあとに、松本穂香、馬場ふみか、木本夕貴、岡安章介(ななめ45°)が囲み取材に登壇した。

本作は、映像制作やキャスティング、舞台プロデュースを行なう「Pay It Forward Projct」の第1回主催公演で、脚本・演出をアリスインプロジェクト公演の『アリスインデッドリースクール』や、『セブンフレンズ・セブンミニッツ』など外部上演作も数多い松本陽一(劇団6番シード)が手掛けた。

舞台オリジナルの作品であるが、過去のあらゆる情報を追跡し、死んだ人間を立体映像で復元するヨミガエラセ屋の設定自体が面白く、これだけでドラマシリーズが出来てしまいそうだ。今回が商業演劇デビューとなる松本さんだが、学校の演劇部の経験があるそうで、主役として十分な演技力を感じた。演出や脚本に拠るところもあるかも知れないが、とある出来事を境にして成長をしていく変化を上手く演じていた。

松本さんは最初にオファーをもらった時のことを「冗談かと思って信じられなかった。その時からずっとドキドキしていて、とにかく、自分の糧になるんだろうと思って全部頑張ろうって思いました」と振り返った。「プロはみんなオンとオフの切り替えがすごくて、演劇部とはまるで違う。久しぶりに本番前のドキドキしたいい緊張感を味わってワクワクしています」と初舞台に臨む心境を明かし、本番に向けて「とにかく客席の奥まで声が届くように頑張ります!」と意気込んだ。

事務所の先輩である有村架純さんからは「お守りと”舞台頑張ってね”というメッセージを戴きました。お守りはいつもリュックに入れています」と松本さんは嬉しそうだった。

また、non-no専属モデルで、女優として『仮面ライダードライブ』などにも出演し、『週刊プレイボーイ』で披露したグラビアが話題となっている馬場ふみかさんも松本さん同様に重要な役どころを演じている。過去の秘密を抱えていることから、仲間とも微妙な距離を置くサジ加減が難しい役柄だが、初舞台の程よい緊張感が役柄にマッチしているように感じた。

馬場さんは初舞台に臨み「出演のお話しをいただいて”なんで馬場のことを知っているんだろう”とビックリしましたが、もともとお芝居が好きだったので、やっと舞台の話がきてすごく嬉しかった。ベテランの出演者も多いので、たくさん勉強したい」と意気込んだ。

稽古を振り返って「去年まで人見知りがすごくて、最初はどうしようって思ったんですけど、共演したことがある方も多くて稽古が始まったら心配なかった。一緒に舞台を作り上げていくキャストとして素敵な方ばかりです」と馬場さんは話した。

元SDN48で現在は舞台を中心に活躍している木本夕貴さんは「先輩からも下のコからも学ぶことがいっぱいあって勉強になって楽しい。女子のみんなから人気があって、ラインとかで褒めてくれるんですよ」と稽古を楽しんでいるようだった。

木本さんは今回の役柄に「これまでやったことがない”変な役”なんですけど、みんなに甘えて自由にやらせていただけて嬉しい。何をやっても絶対に返してくれる仲間たちがいるので、どんどんみんなを信頼して、千秋楽に向けてもっともっと暴れていきたい」と張り切っていた。

【ヨミガエラセ屋とは】
インターネット上のあらゆる情報を入手し、死んだ人間の過去に何があったかなどを追跡調査し、3Dの立体ホログラム映像として復元する探偵事務所。
その方法は、依頼人から持ち込まれたターゲットの写真、音声データなどを元に、動画サイト、SNS、警察の監視カメラ、住基ネットなどの社会保障番号、などを駆使し調査。
その情報をまとめてシナリオ化し、立体ホログラム映像として依頼者と再会させるというもの。
調査では時に違法行為(クラッキング)も行う破天荒な集団。

舞台『ヨミガエラセ屋』は、4月3日(日)まで新宿村LIVEで上演中。

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舞台「ヨミガエラセ屋」オフィシャルサイト