新・戦国降臨ガールにアイドルが集結 ガールズ演劇の天下を目指せ！

10月10日、まもなく上演開始のアリスインプロジェクトの舞台「新・戦国降臨ガール」の出演者お披露目会見が墨田区のスタジオで行われ、玉川来夢・仁藤萌乃・加藤智子・小池美由・高山侑子・遠藤瑠香・船岡咲・なあ坊豆腐@那奈ほか、出演する女性キャスト29人が登壇した。

人気シリーズ 「戦国降臨ガール」の第4弾となる本作を演出するまつだ壱岱さんは「今までのシリーズのずっと後の話で、武将降臨できる少女たちが、それぞれの地方を守りながら戦いあっているという、本当に戦国時代みたいな設定になりました。より一層アクション度を増した壮大なストーリーになっています。」と本作を紹介した。

先日、アイドリング!!!のラストワンマンライブを終えたばかりの玉川来夢さんは、作品のキーパーソン・シロ役で主演を務める。「シロと言っても犬じゃないです。昨日パンフレット用のビジュアルを撮影して衣装もホントに白いんですけど、見た目が白いからシロって名前というわけでもないんで、どうしてシロなのかは観てのお楽しみです!」と役柄をアピールした。

特別出演となる加藤沙耶香さんは「今回は皆さんが予想する以上に殺陣が多いです。これまでも一対一で戦う場面は多かったのですが、シーンが乱戦になっていて、たくさんの女の子が舞台上で一斉にパワフルな殺陣を見せてくれます。見応えがすごいので楽しんでもらえるはず。練習でもみんな一生懸命で、私も若いエキスを吸って頑張ろうと思います。」とコメントした。

加藤沙耶香さんが演じる真田幸村を降臨するコールマスターを演じるのは小池美由さん。「人妻のかとさやさんを降臨させるとは。」と恐縮しながらも「みんな若いエネルギーがあふれているので、小池も負けないようにフレッシュ感を出して頑張りたい。」と意気込んだ。「前作“戦国降臨ガール・ReBirth(リバース)”より、大人っぽくなりましたね?」と指摘すると「顔が可愛くなったって言われます。整形した?って聞かれますけど(笑)。カワイイ小池を観に来てください。」と声を弾ませた。

同シリーズに4回連続で明智光子役で出演する船岡咲さんは「明智光秀を降臨するのですが、今までの“明智光子”とは別人なので、私なりに新しい戦国降臨ガールを目指します。降臨すると自分の分身みたいで、一人で演じているより2倍楽しいです。」と作品への想いを語った。さらに「時代設定が300年後の未来なんですけど、なぜが携帯が替わってガラケーになるんですよ。新しい小道具がいろいろ出てくるので、そこも注目して。」とアピールした。

6月の「魔銃ドナー」に続いて、アリスインプロジェクトで2度目の出演となる元SKE48の加藤智子さんは、「後輩のためにも私が先陣を切って舞台で成功していかなければと思ってやってきたので、また壱岱さんからお話しをいただけて嬉しい。」と、卒業してもなお先輩としての意識が高い。本作で共演する仁藤萌乃さんをはじめ、AKBグループからは、9月に上演された「AZUMI 幕末編」の川栄李奈さんや、まもなく公演される「BIOHAZARD THE STAGE」の倉持明日香さんなど、卒業生が続々と舞台進出をしているだけに心強い発言だ。

また、今回の役柄については、「前田慶次を降臨させて戦う役で、お話しの軸になっています。自分が前に前に出て行かなきゃいけない役なので台本をもらった時はいろんな葛藤もありましたが、方向性も見えてきたので本番に向けて突き詰めていきたいです。」と紹介した。役作りで心がけていることは「私の思っている役のイメージに相田瑠菜ちゃんがピッタリなんです。四六時中観察しているので、瑠奈ちゃんが大好きになりそうです。」と笑った。

ドラマ「仮面ライダーウィザード」で女性刑事・大門凛子を好演した高山侑子さんは今回が舞台初挑戦。「ドラマとは発声が全然違っていて、今までにない自分に浸っているような役柄なので難しい。」と心境を明かし、「他の女の子たちがかわいい役柄が多いので、私は差をつけて“かっこいいセクシー”な感じを意識したい。殺陣も初めてなので、皆んなに置いていかれないよう頑張りたい。」と意気込んでいた。

公演には、他にアリスインアリスの宮島小百合と花梨、Sherbetの青山ひかる、ぷちぱすぽ☆の八木ひなた、などが出演し、日替わりゲストとして、アリスインプロジェクト作品に常連の栞菜さんや、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」の大久保聡美さんも登場するなど、総勢39名の豪華な顔ぶれとなっている。

舞台「新・戦国降臨ガール」は、10月21日(水)より25日(日)まで、新宿スペース・ゼロ(全労済ホール)で全8公演が行われる。