10周年を迎える牙狼〈GARO〉 最新作が劇場版とTVシリーズで登場

2月4日、映画「牙狼<GARO>-GOLD STORM-翔」の完成披露試写会が、秋葉原・UDXシアターで行なわれ、出演者の栗山航、南里美希、黒木桃子、泉谷しげる、そして雨宮慶太監督が登場した。

本作は最初のテレビシリーズから10年目を迎えた特撮ドラマ「牙狼<GARO>」の新作として3月28日(土)より劇場公開される新作で、2013年のテレビシリーズ第3作「〜闇を照らす者〜」編の主人公・道外流牙の新たな活躍を描いている。

黄金騎士ガロとなる道外流牙を演じる栗山航さんは、「黄金騎士としての立ち振る舞いにいちばん気を使いましたが、流牙の部分も消さないように心掛けながらアクションをしました。」とアピールした。

また、流牙をサポートするヒロイン・莉杏を演じる南里美希さんは「前作からずっと続きがあると思っていました。また一緒の撮影ができて楽しかったし、流牙との関係性に注目して欲しい。」と話した。

2人を助ける謎のケバブ屋のD・リンゴを演じる泉谷しげるさんは「この年になってもアクション映画に出られることは嬉しいね。セリフも適当にカットしてくれるし、いい監督だよ。でも、監督って、巨乳好きだよね？」と言って場を和ませた。雨宮監督が「気のせいです。」と否定すると「まぁ、俺もおっぱいばっかり見てるけどね。」と、さらに会場を沸かせた。

イベントでは、劇場版に引き続き、4月より放送がスタートするTVシリーズ版の紹介も行なわれ、本シリーズに敵役で登場する井上翔太さんと、松野井雅さんも登壇した。

すべてを闇と化す魔城ラダンの復活を企むジンガを演じる井上正大さんは「牙狼の金に対抗して銀髪にしたのですが、頭皮が痛いです。最終話までに剥げてしまわないか心配ですが、頭皮を賭けて挑んでいます！」と熱を込めて語り、笑いをとっていた。

また、2010年の劇場版「～RED REQQUIEM～」で魔鏡ホラー・カルマを演じた後に改名した松野井雅さんが謎の美女アミリを演じる。「10周年を迎える貴重な機会に、また参加できて光栄です。」と微笑んだ。

現在もドラマ版の撮影の真っ最中で、南里美希さんは「命の危険を感じるぐらい寒い撮影の日があります。」と言いながら頑張って美脚を披露しているという。

いっぽう、黒いコートの衣装を年中羽織っている栗山航さんは「こう見えて意外と寒いんですよ。夏は暑いし、冬は寒いし、最悪です。実はいまも内緒でズボン下を履いています。」と明かした。

最後に雨宮慶太監督は「流牙と莉杏、ジンガとアミリ、それぞれの男女を軸にして戦いを描いていますが、単なる正義と悪ではなく、血肉の通ったチーム同士のぶつかり合いとして大切に描いてます。」とTVシリーズの見どころを語った。

3月28日(土)公開 新宿バルト9 他、全国32館ロードショー!
劇場版「牙狼〈GARO〉-GOLDSTROM-」

2015年4月放送スタート!
『牙狼〈GARO〉－GOLDSTORM－翔』TVドラマシリーズ
テレビ東京系 / スター・チャンネル / CSチャンネル・ファミリー劇場

(C)2014「GOLDSTORM」雨宮慶太／東北新社　配給：東北新社