【TIFF2026】原菜乃華「たぶん、職業病だと思います」自身の特別なところ明かす

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原菜乃華
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女優の原菜乃華が2日、開催中の東京国際映画祭で公式上映された映画『ないものねだりの君に光の花束を』(11月20日全国公開)の舞台挨拶に、W主演を務める作間龍斗とともに登壇した。

本作は、自分の普通さに悩む高校生・染矢影子が、人気上昇中のアイドルでありながら誰にも打ち明けられない壮絶な過去を抱える同級生・鈴木真昼に手を差し伸べていく物語。原さんが英子を、作間さんが真尋を演じた。

第39回東京国際映画祭の舞台に立った感想を聞かれた原さんは、「すごく歴史のある映画祭に、この作品が連れてきてくれて、こうして登壇できていることが本当にうれしいです。感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつ。

役柄への向き合い方について、原さんは「影子は自分が『普通』であることにすごくコンプレックスを抱いている女子高生です。小説が好きなので、言葉に対して責任感がある子だなと思っていて、思ったことをそのまま口に出さず、相手がどう感じるかまで先読みして、考えてから言葉を発する子。口に出さないけど思っていることが普通の人より多い子だと思うので、今どう感じているんだろうというのを、常に頭の中で思い描きながら現場にいました」と説明。

セリフに込めた想いについて、「監督は自由に演じてくださいと任せてくださったので、原作を読みながら『今こういうことを考えているのかな』『どう伝えるのが一番真昼くんの心に響くんだろう』と考えながら発していました」と明かした。

作間さんは、「キラキラ完璧アイドルという役どころですが、普段の自分はそういう感じではないので、プレッシャーがかかる役だなと思いました」と率直に告白。それでも「より真昼くんのことを知ってあげなきゃと思いながら演じました」と振り返った。

影子との共通点を聞かれた原さんは、「好きなことの話になると早口になるところは似ているかも。人からよく言われます」と告白。作間から「アニメの話とか」と指摘されると、「バレていて、ちょっとお恥ずかしいです」と照れ笑いを見せた。

自身が「特別」だと感じる瞬間、「普通」だと感じる瞬間を聞かれると、作間さんは「朝起きたときは本当に普通の人間だなと思いますが、今自分がさせてもらっていることは特別なんだぞと、認識し直すことを毎日している感覚があります」と回答。

一方の原さんは「特別なのは、食べるのが早いところですかね。たぶん、職業病だと思います」と切り出し、「撮影の合間の空き時間やお昼休憩に衣装チェンジやメイク直しがあって、食べられる時間が10分、15分とかなので、とにかくかき込むことが多くて。年々早くなっている気がします」と説明。作間さんは「めっちゃ食べてるんだなという感じはありました。お菓子箱があるスペースに基本的に僕ら二人がいて、ずっと何か食べているイメージでした」と明かした。

また、「普通だなと思う」瞬間として、原さんは人前で緊張することを挙げた。「今もしています」と話し、レッドカーペットについても作間さんが「初めてのことすぎて緊張した。原さんに見抜かれていましたね」と話すと、原さんは「緊張しているなと思いました」とうなずいた。原さんは、緊張が行きすぎると「もう1人の自分が自分を見ているような、テレビを見ているような感覚になる」と言い、「緊張していない人を演じることで、そこに意識が削がれて緊張しなくなります」と対処法を紹介。作間さんが「今日は一点集中でしっかり前を見ています」と笑わせると、原さんは「今度から作間さんを宿します」と応じて会場を沸かせた。

イベント終盤、作間さんは「映画を見終わった後に、隣の人や何げなく接している人たちのことをもう一回思い合って、寄り添ってあげようかなと思える温かい映画になっています。ぜひ楽しんでください」と呼びかけた。

原さんは「今まであまり見たことのない、二人の恋でも友情でもない関係性がすごく温かい作品だと思います。日々生きていると自分のことを好きになれない瞬間や窮屈になってしまう瞬間もあると思いますが、もう一度自分の在るものに目を向けたくなるような、温かいメッセージのこもった作品になっています。公開も楽しみにお待ちいただけるとうれしいです」と笑顔で締めくくった。

 

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