福本莉子、映画『時給三〇〇円の死神』舞台挨拶で西畑大吾とのバディ感をアピール

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女優の福本莉子が8月31日、都内で行われた映画『時給三〇〇円の死神』(10月2日全国公開)の完成披露試写会舞台挨拶に登壇した。イベントにはW主演を務める西畑大吾のほか、渋谷凪咲、泉谷星奈、佐津川愛美、酒井麻衣監督が出席した。

本作は、藤まるの同名小説を『美しい彼』シリーズや『ストロベリームーン 余命半年の恋』を手掛けた酒井麻衣監督が実写映画化したヒューマンドラマ。不祥事を起こした父親の逮捕や両親の離婚など不幸続きの人生に絶望していた大学生の佐倉真司(西畑大吾)が、同級生の花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世をさまよう死者の心残りに寄り添いあの世へ送り出す《死神》のアルバイトを始める物語を描く。

作品についてオファーを受けた際の心境を尋ねられた福本さんは「最初お話いただいたときに『死神役です』と言われて、『えっ、何ですか?』というところから始まって。でも本当にファンタジーなんですけど、すごく現実世界とリンクするような、それぞれ人が抱えている悩みだったり思いだったり、そういうものがすごくリアルに描かれていて、すっごく感動しました」と述べる。

ダブル主演としてバディを組む西畑さんから、「普段なにわ男子というアイドルグループに所属しているんですけど、メンバーと共演されていることが多くて勝手に親近感があった。お芝居もすごく素敵なので安心感もあった」と評価を受けた福本さんは、「実は初めましてだったんですけど(笑)。何でも受け止めてくれるような、お芝居でも何でも受け止めてくれるような器の広さを感じてすごく頼もしかったです」と感謝を口にする。

劇中の撮影エピソードについて話が及ぶと、福本さんは「結構重たいシーンもあるんですけど、二人(佐倉と花森)のコミカルなシーンも結構見どころになっているので、会話とかも注目して見ていただきたいですね。そういう息抜きになるシーンもすごく楽しんで二人で演じてたので、結構アドリブのシーンも多かったりします」と解説。

現場での役作りやアプローチについては「もう考えながら動きながら、バンバンやってましたね。花森さんが天真爛漫で掴みどころがない人物だったので、その掴みどころがないのをどう表現しようかなと思った時に、現場に行って見渡してみて、使える小道具ないかなとか探してみたり、とっぴょうしもない動きしてみたりとか、現場でプラスアルファ何かできないかなというのは常に考えていました」と明かす。

共演した西畑さんの反応について「どんなアドリブしてもツッコんでくれたりとか、関西人なんで(笑)。してくれるんですごく心強かったです」と絶賛。これに対して西畑さんから「テンポ感は監督と話し合いながら作りました。アドリブシーンでは監督が全然カットしてくれないんですよ(笑)。そこそこの長回しをずっとやってましたよね?」と投げかけられると、酒井監督は「どんどん広がっていくので、ずっと見ていたいなと思って」と明かした。

映画本編に付けられた主題歌『深愛』(HY)の印象を聞かれると、福本さんは「完成した映画を見て、花森さんを演じていたときの心境が蘇ってくるくらい、本当に花森さんの心境に寄り添った歌詞で、すごく救われたような気持ちになりました」と語った。

最後に、観客に向けて「花森さんと佐倉くんが死神のアルバイトを通じて成長していく姿であったり、本当に細部までこだわって作ってくださっている映画になっています。戻れない過去があるからこそ、今を大切に生きようと思えるような作品になっています。是非今日見ていただいて、感想をSNS等にあげていただいて、公開日までもっとこの作品を盛り上げていけたらなと思っております」と呼びかけた。


映画『時給三〇〇円の死神』
・公開日:10月2日(金)全国公開
・原作:藤まる「時給三〇〇円の死神」(双葉文庫)
・出演:西畑大吾 福本莉子 渋谷凪咲 齋藤潤 泉谷星奈 佐津川愛美 山口馬木也 小澤征悦 ほか
・監督:酒井麻衣
・配給:ギャガ/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
・詳細:gaga.ne.jp/jikyu-300movie/

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