ゆうちゃみ、災害時のスマホ活用を再認識「まずは水と携帯とモバイルバッテリー」

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ゆうちゃみ
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タレントのゆうちゃみさんが28日、品川区のシティホール&ギャラリー 五反田で開催された「JA共済 デジタル防災訓練発表会」に、お笑い芸人の千原ジュニアさんと共に登壇した。

本イベントは、JA共済連(全国共済農業協同組合連合会)がJA共済アプリの新機能「デジタル防災訓練」のローンチに合わせて実施したもの。ゆうちゃみさんと千原ジュニアさんは、災害リスク評価研究所の松島康生代表を交え、新機能のデモンストレーションやトークセッションを行った。

イベントでは、まず登壇したゆうちゃみさんと千原ジュニアさんの服装が話題に。ゆうちゃみさんはジャケットスタイルながら、中の真っ白なワンピースが可愛らしく、今回の防災関連イベントに合わせて緑の要素も取り入れたと説明した。

千原ジュニアさんは、ゆうちゃみさんとの初対面の印象を「この子は伸びる、大きく育っていくと感じた」と振り返った。番組収録で初めて二人きりで旅をした際は、タクシーの横で大口を開けて大いびきをかいていたゆうちゃみさんの姿を見て、「これは大物、大型新人出てきたな」と思ったとエピソードを披露。これに対し、ゆうちゃみさんは「最悪ですね」と笑顔で返した。

また、自身の身長について、ゆうちゃみさんは「めっちゃあります。テレビでは座っていることが多いので、立つと大きいな、ってよく言われます」と、そのギャップに周囲が驚くことが多いと明かした。

続くトークセッションでは、9月1日の「防災の日」に向けた防災への取り組みが語られた。千原ジュニアさんが「水と非常食をカバンに入れている程度」と話す一方、ゆうちゃみさんは家族で防災について深く話し合っていることを披露。「ハザードマップを見て、もし災害があったらここに集まろうと話し合いました」と、具体的な行動を共有し、司会を感心させた。

JA共済アプリの新機能「デジタル防災訓練」のデモンストレーションでは、アプリを見たゆうちゃみさんは、「カラフルでこうめっちゃ可愛い。分かりやすくて、若い世代も使うんじゃないかな」と好印象を語った。

専門家を交えたトークセッションでは、より実践的な防災の知識が深掘りされた。小学校時代に防災頭巾を使っていたことを懐かしそうに話したゆうちゃみさんに対し、専門家からは、最近はヘルメットに置き換わりつつあることが説明された。千原ジュニアさんも折り畳み式のヘルメットの利便性に触れると、ゆうちゃみさんも「そうなんですね」と感心して声をあげた。

災害時の避難について、ゆうちゃみさんは「避難場所から遠いときは、どこに避難すればいいのかな」と疑問を投げかけた。専門家は、「無理に遠くの避難所を目指すのではなく、まずは近隣の広い場所や頑丈な建物に一時的に避難し、そこから避難所を目指す。まず身の安全を大切にすることが重要」とアドバイスした。

備蓄品については、「まずは水と携帯とモバイルバッテリー」とゆうちゃみさんは自身の備えを語った。また、携帯がライトの代わりにもなることにも触れ、「ペットボトルの下にライト入れたら懐中電灯代わりにもなる」と自身の工夫を披露し、「携帯の充電は大事やなって思います」と現代における携帯の重要性を強調した。

専門家からは、スマートフォンの機能だけでなく、常に情報収集ができるポケットラジオの携帯を推奨。東日本大震災での津波警報が段階的に更新された例を挙げ、常に最新情報を確認することの重要性を説明した。

実際に「デジタル防災訓練」アプリを体験したゆうちゃみさんは、「見直すところがたくさんあった」と感想を述べた。特に若い世代にも分かりやすいアプリになっていることを評価し、「皆さんぜひアプリをすぐに入れてもらって、避難場所や、水害のハザードマップを確認してほしい。いろんなことに役立つアプリなので、すごい最強やなと思います」と太鼓判を押した。

さらに、アプリの「誰に送る?」キャンペーンに関連して、ゆうちゃみさんは「家族」とフリップに記入した。実家が大阪で妹と暮らしていることから、「ちょっと遠く離れてると不安なこともたくさんあるんですけど、このアプリを通して、みんなで共有できたら」と、離れて暮らす家族への思いを語った。

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