福本莉子、ゴジラ最新ライドに大興奮！「何回も食べられちゃうかと…」山崎貴監督と発表会に登壇

福本莉子

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女優の福本莉子さんが31日、埼玉県所沢市の西武園ゆうえんちで開かれた新規ライドアトラクション『ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ』のお披露目発表会に、映画監督の山崎貴さんと共に登壇した。

同園が開業75周年と、2025年の昭和100年を記念する「昭和100年大祭典」の一環として行われたもの。新アトラクションは、映画『ゴジラ-1.0』を手掛けた山崎監督と東宝の制作チームが再集結して製作したもので、8月1日から一般公開される。福本さんは、現在上映中のアトラクション『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上戦』で看板デザインモデルを務めており、その縁でゲストとして招かれた。発表会では、一足先にアトラクションを体験した福本さんが、そのスリルと興奮を生き生きと語った。

発表会に先立ち、新アトラクションを体験した福本さん。「絶叫系のライドが個人的にすごく好きなんですけど、本当に楽しめました。何回も乗りたいなって本当に思いました！」と、興奮冷めやらぬ様子で第一声を上げた。

『ゴジラ・ザ・ライド グレートクラッシュ』は、ゲストが特殊災害対策部隊「特災対」の一員として、零式時空重力砲（Gブレーカー）を搭載した特殊装甲車に乗り込み、ゴジラとメカゴジラの激闘の渦中に飛び込むというストーリー。福本さんはその圧倒的な没入感にすっかり魅了されたようだ。

「もう、迫力がすごくて！ ボートに乗っている振動とか、水しぶきとかもすごくリアルで。この水しぶきが本当に（自分に）来るんです。だから本当に乗ってる気持ちになりますし、ずっとドキドキしっぱなしでした」と、興奮が冷めない。

特に、ゴジラとメカゴジラの対決シーンは圧巻だったという。「こんなに間近で見ることができるなんて、なんて贅沢なんだって思いましたし、もう何回もゴジラに食べられちゃうんじゃないかなって思うくらい。でも、ギリギリまで見てました。『ゴジラってこんな歯をしてるんだ』って（笑）。奥歯まで見ちゃいました」と、恐怖の中でも好奇心を失わない女優魂をのぞかせ、会場を和ませた。

そのリアルさは、制作者である山崎監督自身も舌を巻くほど。「作ってる人間が言うのも何なんですけど、あの環境の中で実際に乗ると『こんな怖いもの作ったかな』って。自分でもドキドキしましたね」と語り、福本さんも「本当に怖かったです！」と大きく頷いていた。

トークセッション後の囲み取材では、記者から「最近プライベートでハラハラドキドキしたことは？」という質問が飛んだ。少し考え込んだ福本さんは、「実は、今日のライドに乗るときなんですけど…」と切り出し、「この靴じゃなくて、普通にスリッパで乗ってたんですけど、まさか、足元がなくなると思わなくて。そのスリッパが脱げないかっていうハラハラ感がありました」と告白。ライドのスリルとは別の次元のドキドキを味わっていたことを明かし、山崎監督や報道陣を爆笑させた。

今回、山崎監督とはほぼ初対面だったという福本さん。以前、監督が手掛けた舞台『アルキメデスの大戦』に出演した際に一度挨拶を交わしたきりだったが、今回のイベントを通して監督の印象を尋ねられると、「本当にゴジラの愛が伝わってきて、本当に温かい方だなって思いました」と笑顔で語った。

さらに、記者から「福本さんから監督に期待することは？」という、やや“無茶振り”ともいえる質問が。一瞬「えっ！私が監督に期待することですか!?」と目を丸くして戸惑いを見せた福本さんに山崎監督は「すいません、困ってるじゃないですか」と助け舟を出したが、福本さんはすぐに笑顔を取り戻し、「今回が3作目ということで、次のライドも楽しみにしています！」と期待を伝えた。

イベント中盤には、アトラクションに登場する「零式時空重力砲（Gブレーカー）」の巨大モックアップがお披露目された。山崎監督の手ででアンベールされると、精巧に作られたメカニカルな機体が姿を現し、福本さんは「うわー、カッコいい！」と歓声を上げた。間近でモックアップを眺め、「近くで見るとよりカッコいいですね。この細部までじっと見えてしまうような…」と目を輝かせた。

このモックアップは、映像の前に体験するプレショールームに登場するものだそうで、山崎監督は「プレショールームのシナリオの中に、これがモックアップだっていうシーンを無理やり作ってもらいました」と、製作された経緯を説明した。

イベントの最後に、福本さんは「監督と一緒に登場させていただけたのも、制作秘話を聞けることも、めったにないことなので、すごく貴重な経験をさせていただきました」と改めて感謝を述べ、大きな拍手に包まれながらステージを後にした。