佐野ひなこが新番組『コードネームミラージュ』でハッカー役に挑戦「いろんなコマンドを覚えるのが大変！」

ニュース女優映画・ドラマ佐野ひなこ 04月02日20時11分

佐野ひなこ

桐山漣、要潤、佐野ひなこ、萩原聖人、武田真治など豪華キャストが出演する注目のハードボイルド・ドラマ『コードネームミラージュ』が、テレビ東京ほかにて4月7日より放送を開始する。

本作は『サクラ大戦シリーズ』や『魔神英雄伝ワタルシリーズ』などを手掛けたマルチクリエイター広井王子氏の原案による完全オリジナル作品。政治的・社会的には表立って解決できない犯罪を警察内特殊部隊「K-13」が解決してゆく新感覚刑事ドラマだ。

ハイスピードかつスタイリッシュなアクション、そしてハイテク装備とAI(人工知能)を備えた未来的な車両や最新CGを駆使したガジェットと映像が観るものを魅了する本作は、ガンアクションや近接戦闘などのリアリティを追及しただけではなく、すべてが謎につつまれ、観る回ごとに謎が深まっていくストーリーが最大の魅力だろう。

キャスティングは、主演の森山真一／ミラージュを現在公開中の『新宿スワンⅡ』にも出演中の演技派俳優・桐山漣さん、そして警察庁公安特殊課課長／K13の御崎蔵人を要潤さんが演じる。

さらに毎回劇中のシーンに合わせてコスプレ的要素が入ったキュートな衣装で登場する天才ハッカーの木暮美佳子／ドブネズミを、連続ドラマ『デスノート』への出演が話題となり、現在公開中の映画『咲～Saki～』にも出演するなど、女優としても活躍への幅を広げる佐野ひなこさんが務める。

GirlsNews では、本作での活躍が期待される佐野ひなこさんに単独インタビューを行い、作品の見どころや役柄について紹介していただいた。

—佐野さんが演じる“木暮美佳子

／ドブネズミ“について教えて下さい

「いわゆるハッカーなんですけど、過去に数々のサイバー犯罪歴があって、刑務所に送られる替わりに警察に協力させられているという役どころです」

—役作りは大変だったのでは？

「ハッカーらしさを出すために、実際にホワイトハッカーの方に指導してもらったんですけど、いろんなコマンドをたくさん覚えたりするのが大変でした。本当にハッキングをする講習を受けたりして、なんとなくですけど、理解して役に活かしています」

—ずいぶん、本格的なんですね

「ほとんどの視聴者の方はハッキングなんて縁がないと思うんですけど、中にはパソコンやプログラムに詳しい人もいると思うので、そういう方にはコマンドがかなりちゃんとしているのも意外と見どころになっていると思います」

—知らずに見ていると、普通の女の子がカチャカチャしてるようにも見えますが、実際にはスゴイ天才なわけですからね

「ドブネズミにとっては、警察から依頼されるようなハッキングは楽勝すぎてつまらないことなので、適当さや、ダルい感じは少し出してますね。“私はもっと知識があるのに“という反抗心もあると思います。でも、適当にカチャカチャやっているように見えて、本格的なコマンドを打っていたりするところが逆にリアルに映ればいいなと思います」

—モニターに向かっての収録は、本当に会話しているわけではないですよね？

「実際は一人なんですよ。モニター越しの会話も誰も映ってない状態で黙々と話してます(笑)」

—なにげに主役よりもセリフが多いようですけど？

「そうなんですよ！ミラージュはアクションが多いので“ト書き“ばっかりなんですけど、私はセリフが多くて苦労しています。専門用語ばかりなので、毎回、台本をもらうたびに“これは何だろう？“って、辞書で調べるんですけど、ふだんは絶対使わないと思うものばっかりです」

—女の子として佐野さんご自身が反映されている部分は？

「ドブネズミは部屋に閉じこもっていますけど、服装には割りとこだわってますね。今どきの子らしくコスプレっぽい格好をしたりとかも。飽きっぽいというか、閉じ込められているからこそ、色んな物を着て楽しみたいなという、女の子らしいところはやはりあると思います。私も飽き性なので、ずっと家にいると夜中に一人でカフェに行きたくなったり、洋服もいろんな物を着てみたかったりと、役に近い部分はありますね」

—頻繁にスイーツを食べるシーンがありますけど“デスノート“のLに似たイメージがしました

「意識してなかったですが、頭をつかう人は糖質を欲しがるイメージなんでしょうかね。Lは甘いものばかりでしたけど、ドブネズミはお取り寄せが大好きなんですよ。食通というか美食家みたいなので、これからも高級なデザートや、ご当地の食べ物とかいろいろ出てくるんじゃないかと楽しみです。本当はあまり食べないようにしているんですけど、美味しいとついつい食べちゃいます」

—他の共演者についての印象は？

「あまりお会い出来てないんです。台本を読んでイメージしても、実際にどういうところで、どんな芝居をしているのか、他のシーンの撮影を全く見てないので、私の芝居のテンポと合わないんじゃないかという不安はあります。仕上がった映像を見て、今後の収録に活かしていく部分も多いと思います」

—ミラージュは誰に対しても冷たいキャラクターですが、ドブネズミはミラージュに対して特別な感情を持っているんでしょうか？

「信頼はしていますね。警察から言われることは仕方なくやってる感じですけど、ミラージュを助けるためだったら頑張ろうかなぐらいの気持ちはあると思います」

—ドブネズミはゲームを楽しんでるようにも見えますが、ミラージュを操っているつもりではないんですね

「操っているのではなく、ホントにサポートに徹して、見守ってあげたいという感じだと思います」

—番組はこれからですが、海外ドラマのような密度の濃い内容に感じました。見どころはどんなところになりそうですか？

「予告を見るだけでも銃撃戦とかアクションがスゴイですね。これからの本編でもさらに迫力が増すと思います。それだけじゃなくて、毎回これでもかってくらい凶悪な犯人が出てくるんですが、ダークサイドの部分がストーリーに密接に絡んできて、見どころになると思います」

—ドブネズミの活躍はどうでしょう？

「毎回の犯罪もいろいろですが、ドブネズミのハッキングの仕方も毎回違ってくるんですよ。監視カメラや盗聴したりとかあるんですけど、クラブの音楽を乗っ取ってみたり、びっくりするようなアプローチで楽しませてくれると思います。楽しみにしていてください」

『コードネームミラージュ』は4月7日（金）深夜1時23分よりテレビ東京系列にてスタート

【出演】:桐山漣、要潤、佐野ひなこ、駿河太郎、祐真キキ、武田真治、萩原聖人、石丸謙二郎　ほか