NGT48、メジャーデビュー記念イベントに1万人 デビュー曲『青春時計』のほか初披露曲も続々

AKB48グループ

AKB48グループ国内5組目の姉妹グループとして2015年に結成され、新潟を拠点に結成されたNGT48が、4月12日にシングル『青春時計』でメジャーデビューを果たすことを記念して18日、新潟にて、メジャーデビュー記念イベント『祝・メジャーデビュー!NGT48ここからプレーボール!@HARD OFF ECOスタジアム新潟』を開催した。昼夜2回公演合わせてファンおよそ10,000人が集結し、NGT48単独としては、過去最大規模のイベントとなった。

1曲目は、今年1月に開催された“AKB48グループ リクエストアワー セットリスト ベスト100”で1位に輝いたNGT48初のオリジナル楽曲『Maxとき315号』からスタート。続いて、地元・新潟の名所が多数歌詞に登場する自己紹介的なナンバー『NGT48』で会場が一つになると、研究生だけがステージに残り、デビューシングル『青春時計』のNGT48 CD盤のカップリングに収録される奈良未遥さんがセンターをつとめる研究生10人による初のオリジナルナンバー『下の名で呼べたのは…』を初披露。研究生メンバーのこれまでの歩みが凝縮されたような歌詞の内容に、メンバーはもちろん、会場では涙を流す人も。

研究生と入れ替わる形で、今度はTeam NⅢのメンバーが今回のデビューシングルのために新調された、新潟の象徴“朱鷺”のイメージカラーである赤と白を基調とした新衣装に身をまといステージに登場。

センターの中井りかさんによる「みなさん、NGT48にとってとっても大切なデビュー曲です。聴いて下さい!」というMCから、デビューシングル『青春時計』を披露する。会場は一緒に振付を真似てダンスするなど一体となって大いに盛り上がった。

続いても、この日が完全初お披露目となるカップリング曲のパフォーマンスが続く。まず登場したのは、Team NⅢ副キャプテン荻野由佳さんがセンターをつとめる9人組ユニットによる『出陣』。『青春時計』のType-Aに収録されるこの曲は、これからNGT48が全国へ出陣する意思表明とも言える歌詞と和風なアレンジとメロディが印象的な楽曲で、途中、荻野さん以外がバタッと倒れるなどストーリーのある振付で観客を圧倒する。

入れ替わり登場した、本間日陽さんがセンターをつとめる7人組ダンス選抜ユニットが披露したのはType-Bカップリング曲として収録される『純情よろしく』。キュートながらもキレのあるフォーメーションダンスで観客を魅了した。

そして、デビューシングル『青春時計』から、この日、最後のお披露目となったのは、加藤美南さんと高倉萌香さんのWセンターによる、
Team NⅢと研究生の合計26人によるType-C収録の『暗闇求む』。この日は24人でのパフォーマンスとなったが、『青春時計』が春らしい笑顔があふれる牧歌的な雰囲気なのに対し、対照的に、冬の海が似合いそうな緊張感あふれるナンバーになっており、NGT48の新たな魅力が開花したと言ってもいい一曲に観客は静かにじっと聴き入り、最後は大きな拍手が巻き起こっていた。

その後は、メンバーがステージからグラウンドに降りてきて、縦横無尽に走り回りながら、AKB48の大ヒット曲の数々『君のことが好きだから』『重力シンパシー』『ヘビーローテーション』を披露し、会場中が一体となって、盛り上がる。

ラストは、研究生も参加し、特別な24名でのフォーメーションで、『青春時計』をもう一度披露。会場を埋め尽くした10000人(各回およそ5000人)の観客からメジャーデビューへの祝福を受け、2公演合わせて全22曲、3時間に渡るデビュー記念イベントは幕を閉じた。

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