川口春奈、野菜の心理テストで「嫌な女」の部分が発覚!? 主演映画『にがくてあまい』舞台挨拶

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女優の川口春奈さんが1日、都内にて行われた主演映画『にがくてあまい』完成披露試写会舞台挨拶に登壇した。映画の内容にちなんで「野菜」を使った心理テストも実施。川口さんの意外な「嫌な女」の面も発覚した(!?)結果となった。

野菜嫌いのOL(川口)がベジタリアンのゲイ(林)と同居するという一風変わった本作は WEBコミックが原作。その後、コミック化され、国内はもとより韓国、台湾、香港などでも翻訳されるなど各国で愛される“食と愛”をテーマにしたベジタリアンフード・コミックを基に実写映画化された。

川口さんは演じた役柄のマキについて「似ているところはなかなかなかったけど、共感できる部分もありました」という。「お仕事を外ですごい頑張ってるからちょっと私生活が乱れたりとか、物事をはっきり言う気持ちのいい子だなと思いました」と演じた印象を語り、「女っぽいキャラクターではなくて、サバサバしているところが共感できました」と話した。

共演する林遣都さんについては「気をつかわなくて済む方。もともとドライな印象を持っていたのですが、熱い方で、私の話も親身になって聞いてくださる、優しいお兄さんでした」と語る一方、林さんから川口さんには「可愛らしい感じなんですけど、すごい落ち着いていて大人っぽい。無言でも苦にならない居心地のよさを感じました。役に対しても一生懸命でした」とお互いのいい部分を紹介した。

この日は、映画の内容にちなみ、「野菜」を用いた心理テストで恋愛診断も実施。ステージに用意された棚の中の野菜から、「気になる異性に野菜を3つプレゼントするとしたら」というテーマで、キャストたちは3番目に選んだ野菜と、その野菜を表す形容詞をフリップに書いて発表。

その人の恋愛スタイルがわかるというテストで、この3番目にプレゼントしたい野菜とは「恋人に譲れない条件」だそう。川口さんが3つ目に選んだ野菜は「じゃがいも」で「形がコロコロしでキュート」「もらっても何かと使える」などの理由を挙げていたが、「何かと使える」に引っかかった共演のSUさんは「嫌な女だよねぇ」とツッコミ。「(車で)送って!」とか便利に使える男をイメージしたSUさんに、「嫌だぁ」とつぶやく川口さんだった。

最後に川口さんは「たくさんの愛がつまった作品になっていると思います。観てあったかい気持ちになってもらって、2回、3回と大事な人と観にきてもらいたいなと思います」と語りかけた。なお舞台挨拶には、淵上泰史さん、中野英雄さん、石野真子さん、草野翔吾監督も登壇した。

仕事に燃えるキャリアウーマンの江田マキ(川口)は、ある日男子高のイケメン美術教師の片山渚(林)と出会い恋に落ちる。二人はひょんなことから同居することに。しかし、天真爛漫なマキを、ぞんざいに扱う渚。衝突しながらも、マキは渚に恋している自分に気づくが…渚はなんとゲイだった。それでも、大っ嫌いだった渚の作るオーガニック野菜料理に癒されていくマキ。それぞれが抱える問題を解決していくうちに、お互いが“大切な人“に変わっていく…。野菜が苦手なオンナと、女が苦手なオトコ。相容れない男女の同居生活を描く。

映画『にがくてあまい』は9月10日(土)、TOHOシネマズ新宿ほかで全国ロードショー。

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