GEM、武田舞彩留学前の10人での大阪ラストライブ「トップになれるグループを目指して…」

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10人組ガールズグループ“GEM”(ジェム)が3日、大阪・IMPホールにて、ワンマンライブ『GEM Live Mixture 2016 ~Best 10ct Forever~』を行った。GEMは、今年6月25日のライブをもって、センターの武田舞彩さんがロサンゼルスに留学することを発表しているが、武田さんの留学前、現在の10名でのラストのワンマンライブツアーとなっている。

登場曲『Girls Entertainment Overture』からスタートした本公演。一人一人が、ダンスで魅せる構成で、先日、体調不良にて約1ヶ月活動休止をしていた伊山摩穂さんも復帰し、力強い10人でのライブの幕明けとなった。

続いて『Do it Do it』『BFF』と、GEMが結成初期より歌っている人気曲を歌い、最新アルバム『Girls Entertainment Mixture』に収録されている新曲『Tears in the sky』へと続いた。

GEMは、ライブごとにダンスのみで構成されるダンスナンバーを入れ、そのアイドルらしからぬスキルのパフォーマンスで魅せる演目があるが、今回は、アイテムに“赤い傘”を使用し、ガツガツ踊るGEMではなく、しなやかで女性らしい伸びのあるダンスを披露し、GEMの新境地を見せた。

そして、6月に留学する武田舞彩さんのソロ楽曲『EMERGE!!』を披露。可愛らしい見た目とはギャップのある、伸びやかな低音ボイスを響かせ、集まったファンは酔いしれた。

さらに、最新アルバムから『Clarity』『departure』を初披露。『departure』はメンバーの小栗かこさんが振付を担当。サビに『旅立つ季節(とき)』という歌詞があり、そこでは武田さんがセンターに立ち、9名は武田さんを指さし、武田さんを送り出すことを意味しているなど振付にも想いを込めた。

後半では、2014年のメジャーデビューシングル『We’re GEM!』から、最新シングル『Fine! ~fly for the future~』までをメドレーで一気に歌い、10人で今まで歩んできた絆を感じさせるパフォーマンスに、集まったファンの盛り上がりは最高潮に。最後は、GEMの定番曲『Just! Call Me』で大盛り上がりで幕は閉じた。

アンコールで1曲披露したあと、武田さんから、「留学をすると聞いて、なんで?って思った人もいたと思うんですけど、留学はスキルアップのための留学であって、GEMを一時活動休止して行くんですけども、行こうと思ったキッカケは、GEMにもっと貢献できるような存在になりたいなって思って、今のままじゃ絶対だめだなって思ったので、留学を決めました。GEMは、私がいない2年間で終わるようなグループじゃないって思ったので、GEMの将来のことを考えると、留学してもっとスキルアップをして頑張って、GEMにもっともっと新しい風を吹かせたいなって思ったので、留学しました…あ、留学を決めました!」と留学への経緯を説明。

そして「メンバーに留学のことを言った時は、会うのも気まずかったりしたんですけど、メンバーにちゃんと自分の意思を伝えたら、みんなが凄く応援してくれて、『待っているよ!舞彩の居場所はここにあるから!10人で武道館目指そうね!』って言ってくれたのが凄く嬉しくて。だから本当に、留学して、絶対絶対アイドル界だけでなく、芸能界でトップになれるグループを目指していきたいなって思ってます」と誓った。

ラストには武田さんが「凄く大事にしている曲」というメジャーデビュー曲『We’re GEM!』。残り少ない10人でのパフォーマンスに、メンバーは感極まり大粒の涙を流し、感動のなかライブは幕を下ろした。

GEMは5月8日(日)、東京、品川ステラボールにてライブを行うことが決まっている。

 

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