アフィリア・サーガからルイズ、ユカフィン、アヤミの3人が卒業を表明

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11月11日、まもなく結成から7周年を迎えるアフィリア・サーガの主催ライブ「MagicSong 〜Autumn2015」が行われ、このイベントの終わりにリーダーのルイズ・スフォルツアと、メンバーのユカフィン・ドール、アヤミ・チェルシー・スノウの3名からアフィリア・サーガの卒業が表明された。

この日、ライブのトリを務め、イベントを大いに盛り上げたアフィリア・サーガから、予告されていた“アフィリア・サーガ史上最大のお知らせ”が明かされた。

期待と不安が心に渦巻くアフィリア・サーガファンの“先輩”たちを前に、まずユカフィンが口を開いた。「12月23日のワンマンライブで新メンバーを発表します!結構な数がいるかも?という噂を聞きました。」まずは嬉しいお知らせに先輩たちの緊張が少し緩んだ。

しかし、2008年11月22日の結成からの初期メンバーであるリーダー・ルイズがさらにお知らせを告げる。「アフィリア・サーガは今月で7周年を迎えるんですね。そこで、今までやってなかった初の試みをしようと思います。8年目に突入するということでリーダーを交代します。」戸惑う客席の空気をユカフィンが「これは喜んでいいんですかね?」と代弁する。

「ワンマンではリーダの襲名式を…」と続けようとしたルイズにユカフィンが「襲名ってカッコイイ!けど、二代目ルイズになっちゃう。襲名というより任命式ですね。」と突っ込み、「新リーダーが誰になるかは12月のワンマンで発表します。リーダーも変わり私たちアフィリア・サーガが生まれ変わる第二章の始まりだと思っています。そして、その中で新たな未来を決断したメンバーがいます。」と、そこで言葉を区切った。

少し時間を止めて、アヤミが声を震わせながら話しだす。「あの…皆さん、大好きな人はいますか?私はアフィリア・サーガと六本木のアフィリア・スターズが大好きです。私は加入して6年目になるんですけど、2年前のツアーの始まる頃から卒業を考えていて相談をしていました。そのツアーが終わって、この9人でまだまだ頑張れると思い直して頑張ってきました。」

静まった客席を前にアヤミが続ける。「でも。私の大切な家族のお母さんが北海道にいて今年で還暦を迎えます。母を一人残して東京に夢を追いかけて来たのは、テレビや雑誌に出て、いつか亡くなった父に届くかなというささやかな想いからでした。そして、アフィリア・サーガでたくさんの夢を叶えさせていただいて、たくさんの大切な仲間が出来ました。私とアフィリア・スターズの6周年を迎えて、ここで私は決意をしようと思いました。来年の2月5日の赤坂ブリッツのライブをもって、アフィリア・サーガを卒業します。」

アヤミはさらに「今まで私はアフィリア・サーガの活動でひとつも手を抜いたことはありません。なので、最後まで全力の笑顔とパフォーマンスで、先輩たちに喜びと楽しさと笑顔を伝えていきたいと思います。皆さん、最後まで支えていてください。」と締めくくった。先輩たちは衝撃を受けつつも、彼女の決意に拍手で応えた。

しかし、発表はそれで終わりではなかった。続けて、ルイズが口を開く。「そして、先ほどリーダーを交代すると言いましたが、それに伴い私もアフィリア・サーガを卒業します。」客席の戸惑いをよそにルイズは言葉を続ける。「私は初期メンバーとして最初から活動してきて、委員長というポジションを与えられて、この7年ずっと私の人生の中心がアフィリア・サーガでした。それが急になくなってしまうのはとても寂しいことなので、卒業してもアフィリア・サーガのそばにいて、また違った形で支えていきたいと思います。」

すでに何が起こっているのかよく解らないほど許容量を超えて呆然とする先輩たちを前に、さらにユカフィンが続く。「私は2009年にアフィリア・サーガに加入しました。初めて周りの人に流されずに自分で下した大きな決断でした。人生を賭けて頑張る決意をして、先輩たちの応援に支えられて私はアフィリア・サーガで輝くことができました。今日は皆さんに私の前向きな決断をお伝えしたいと思います。私はアフィリア・サーガを卒業します。」

ようやく最後に自分の“卒業”を口にして、少し安堵の表情を見せたユカフィンは言葉を明るくして「アフィリア・サーガを卒業していったメンバーは、いつだって自分の未来に自信を持って前に進んでいきます。私とルイズの卒業する日はまだ決まってないのですが、ワンマンライブで発表したいと思います。」と話した。

ルイズが「アフィリア・サーガは、これからもずっと続いていって欲しいので、私たち3人の卒業はムダにはしたくない。」と上を向く。ユカフィンは「私たちが抜けた穴は大きいと言ってもらえたら嬉しいですけれど、きっとそれ以上に新たなアフィリア・サーガが見てもらえると思う。私たちも卒業まで精一杯頑張るので、応援をよろしくお願いします。」といい、3人で深く客席に頭を下げた。

残されるメンバーのマホが「3人が卒業を決断したということは、残こる9人にアフィリア・サーガを託せると思ってくれたんだよね?」と声をかけると「そうです。」と3人から優しいほほ笑みが返った。マホは「3人が卒業をするまでは、この12人で一緒に頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!」と気を引き締めた。

ユカフィンが「他の出演者様もいる主催ライブでの発表で、皆さんをビックリさせてしまいましたが、近づいている卒業を、めいいっぱい残りの時間を過ごしたいと、このタイミングで発表させていただきました。本日はありがとうございました。」とイベントを締めくくったが、なおも少し沈んだ雰囲気の会場にルイズが「しんみりしないで。まだ日にちがありますので。」と呼びかける。アヤミも気を取り直すように「私たちにはまだキャンペーンがある。」と意気込み、マホは「池袋東武の屋上で2デイズも決まりました!」と声を弾ませた。

ようやく、普段の調子に戻ったユカフィンが「え、すごい大変…」と気の抜けた本音を漏らすと、ルイズがすかさず、「ユカフィン、ホンネすぎるから!」と突っ込んで最後に場を和ませた。

今回卒業を表明した3人は、メンバーの先輩としてアフィリア・サーガをまとめてきただけではなく、いつもトークの中心となってグループのカラーを色づけてきた。存在の大きな3人がいなくなってしまうことで、アフィリア・サーガのイメージは大きく変わることになるかもしれない。しかし、今は3人の決断が新しい変化をもたらし、よい転機になることに期待しよう。

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アフィリア・サーガ オフィシャルサイト