又吉直樹作「火花」 メインキャストに林遣都・波岡一喜・門脇麦が決定!

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波岡一喜(左)、林遣都(中)、門脇麦(右) (C) Netflix. All Rights Reserved.
波岡一喜(左)、林遣都(中)、門脇麦(右) (C) Netflix. All Rights Reserved.

第153回芥川賞の受賞作品となった「火花」の実写がNetflixにより配信されることとなり、メインキャストも決定しあた。

今回Netflixで配信となる「火花」は、全10話の連続ドラマで、1話約40~50分ほどの予定。一般のTVドラマのような毎週1話ずつ、決まった放送時間枠などの形式とは異なり、1話ごとに異なった尺で、且つ、各話が一斉に世界へストリーミング配信開始となる。

「スパークス」のボケで常に憂鬱な性格の主人公・徳永を演じるのは、2007年に映画『バッテリー』の主演で俳優デビュー、日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テンなど多くの新人賞を受賞し、その後も映画やドラマで活躍中の林遣都。そしてその徳永が師と慕う「あほんだら」のボケで天才肌の芸人・神谷を演じるのは、映画『パッチギ!』や『クローズZEROシリーズ』などに出演、最近では図書館戦争シリーズにも出演するなど様々な配役をこなす波岡一喜。その神谷と同棲し、この作品では“絶対的な美”として描かれている女性・真樹を演じるのは、映画『愛の渦』での濡れ場が話題となり、その後NHK連続テレビ小説『まれ』にも出演、ドラマに映画にと出演作が続く新鋭女優・門脇麦が決定した。

今後は、11月上旬にクランクイン、来年2月頃にクランクアップ予定で、その後Netflixにて世界へと配信がスタートする。

■林遣都コメント
Q.注目されている本作を演じることになっての感想
A.ただただ嬉しかったです。人を魅了させなくてはいけない仕事だと思うので、常にもっともっと多くの人に見てもらいたいという思いを持ちながら一つ一つの作品に取り組んでいます。このような機会を与えていただきありがたいです。命懸けで取り組みます。

Q.芸人を演じることの心構え、意気込み
A.神谷さんを師と敬い、ただ一人の相方・山下と向き合い続けたいと思います。波岡一喜さんは本読みの段階から「神谷さん」でした。お芝居を超えた、芸人さんが放つ空気感を目指します。

Q.「火花」を読んでの感想
A.シュールなやり取りの中に光る芸術的な表現、一人一人の人間らしさがひしひしと伝わってきて、夢中になり引き込まれました。この本に詰め込まれている又吉さんのお笑い哲学、お笑い愛を必死に読み解きながら、責任を持って徳永を演じさせて頂きたいと思います。

■波岡一喜コメント
Q.注目されている本作を演じることになっての感想
A.まず、めちゃめちゃ嬉しいです。そして、監督、関係者の方々に心から感謝申し上げます。正直なところ今は、楽しみ半分、不安半分な状態です。これから少しずつ「神谷」と同じ体験をして、本人に近づいていきたいと思います。

Q.芸人を演じることの心構え、意気込み
A.ただただ芸人さんの稽古と同じように、僕も相方と共に漫才の稽古を日々やるつもりでいます。稽古が自信に変わるまで。

Q.「火花」を読んでの感想
A.俳優としての自分と重なり、心が苦しくなりました。自分を信じて前に進む勇気、そして難しさを再認識しました。僕は自分をここまで信じてあげられてるのだろうかと。

■門脇麦コメント
Q.注目されている本作を演じることになっての感想
A.又吉さんが大好きなのでとても嬉しかったですし、今は現場に入るのが楽しみです。

Q.芸人を支える女性を演じることの心構え、意気込み
A.闘っている男性を支えながら生きていく女性の強さは美しいものだなと常日頃から感じています。今回は芸人を支える女性の役ですが、強くしなやかに表現できたらと思います。

Q.「火花」を読んでの感想
A.自分の思い出と重なってほろ苦く甘酸っぱい気持ちを久しぶりに鮮明に思い出し、
でも読み終えた後、その思い出にあたたかい眼差しを向けている自分がいました。心の片隅にあるいつかは忘れてしまいそうなほど脆い感情が凝縮されている素敵な作品でした。

Netflix にて2016年春(予定)より世界各国でのストリーミング配信スタート

(C) Netflix. All Rights Reserved.

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