映画『罪の余白』完成披露試写会で吉本実憂からの大胆な質問に内野聖陽はたじろぐ

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左から谷村美月・内野聖陽・吉本実憂・大塚祐吉監督 (C)2015「罪の余白」フィルムパートナーズ
左から谷村美月・内野聖陽・吉本実憂・大塚祐吉監督 (C)2015「罪の余白」フィルムパートナーズ
  • 左から谷村美月・内野聖陽・吉本実憂・大塚祐吉監督 (C)2015「罪の余白」フィルムパートナーズ

9月17日、映画『罪の余白』の完成披露試写会が行われ、超演技派俳優・内野聖陽さんと、本作で“モンスター女子高生”を演じた話題の若手女優・吉本実憂さん、そして谷村美月さん、大塚祐吉監督が登壇した。

原作のどのような部分に惹かれたかを聞かれた監督は、「心理学者の父親が娘を失った絶望の中、対決するのが娘の親友だった、という構図がすごく面白いなと思いました。」と答え、主演の内野さんも「いい大人が女子高生に見事に振り回される姿が面白くて。脚本を読んで是非やらせてください!とお答えしました。」本作出演の経緯を答えた。

近年の日本映画には無いほどのダークヒロインを怪演した吉本実憂さんも役作りについて聞かれると、「最初はどうやって役と向き合えばいいか分かりませんでしたが監督から“人を傷つけることを楽しんで!”とアドバイスを受けてやっと役に打ち込めました。」監督からの大胆なアドバイスを披露。また内野聖陽さんからも「リハーサル中、監督がひそひそ話で吉本さんにアドバイスを送っていると思ったら、本番になるとアドリブで僕を傷つけてくるんですよ。上手くなってくるにつれ、だんだんムカついてきて!」と答え、吉本実憂さんも「最終的には自発的に言葉が出てきました!」と完全に悪女役をものにしたようだった。

そして「大人VS女子高生」の劇中の構図にちなみ、女子高生軍団がサプライズ登場し、女子高生を代表し吉本実憂さんから「女子高生に追いつめられるのはどんな気持ちですか?」と大胆な質問を内野聖陽さんにした。たじろぎながらも内野聖陽さんは「木場咲のような女子高生がもし本当にいれば“大人をなめるなよ!“と言ってやりたいです。」と一喝し、場内は大爆笑した。

最後に「エンタテイメント作品でありながら、こういう年代の子を持つ親御さんには何か考えさせられる作品になっていると思います。是非楽しんでいってください。」と内野聖陽さんより一言があり、大歓声の中会場を後にした。

映画『罪の余白』は10月3日(土)よりTOHOシネマズ新宿他全国ロードショー!

(C)2015「罪の余白」フィルムパートナーズ 

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映画『罪の余白』公式サイト