杉咲花 映画『トイレのピエタ』は野田洋次郎と松永大司監督のことを信頼していたからできた作品

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杉咲花
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  • 左から杉咲花・野田洋次郎・松永大司監督
  • 左から杉咲花・野田洋次郎・松永大司監督
  • 左から杉咲花・野田洋次郎
  • 記者会見の様子
  • 杉咲花
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5月27日、映画『トイレのピエタ』に出演した野田洋次郎と杉咲花、そして松永大司監督が日本外国特派員協会で行われた試写会のあとに記者会見を行った。

本作は余命三カ月と宣告された28歳の美大卒のフリーター園田宏(野田洋次郎)が人生最後の夏に、出会ったばかりの女子高生真衣(杉咲花)との間に起こる純粋で痛切なラブストーリー。

主演の野田洋次郎さんは「演技の仕事が初めてだったんですけど、素晴らしい才能の方々と一緒に仕事をすることができて光栄です。」と挨拶。

真衣役を演じた杉咲花さんは、1年に渡りオーディションに参加し、この役を射止めたそうで「まず、オーディションを5回くらい受けたんですけど、オーディションを行っている途中で脚本を読ませていただいて、すごく面白くて、真衣に興味があって、真衣の役をずっとやりたくて・・・・。」と語ると、外国人記者は杉咲花さんは映画の中では反発する女子高生を演じていたのを観たためか、役柄とイメージが異なることに驚いている様子。

続けて杉咲花さんは「撮影が決まってからリハーサルをやったんですけど、私は1年間くらいずっとオーディションをやって、脚本も読んで、真衣の役作りは自分の中でできたと自信を持った状態で、リハーサルに行ったんですけど、監督に全然違うと言われて、そこから新しく役作りが始まって、初めてリハーサルをした日は洋次郎さんは、宏として立っていて、それが本当にすごくて、自分が(役作りが)できていなかったことがすごく悔しかったし、真衣の登場シーンは1シーンで1時間くらいかかって、リハをだんだん積み重ねていくうちに、“監督が花は真衣を掴んだね”という風に言ってくださって、そこから私は監督に何を言われてもついていく自信がありました。撮影期間は、洋次郎さんと真衣と宏の関係でいることができたし、終わってからもなかなか真衣が自分の中にいて、一ヶ月くらい引きずってました。とにかく2人(野田洋次郎と松永大司監督)のことを信頼していたからできたと思います。」とこの役を演じることに情熱を燃やしていたことを明かしていた。

映画『トイレのピエタ』は6月6日よりロードショー!

(C)2015「トイレのピエタ」製作委員会

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映画『トイレのピエタ』公式サイト