芦田愛菜のコメントに武田鉄矢が「100点!」と絶賛!映画『くじけないで』舞台挨拶に豪華キャストが勢揃い!

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(C)2013「くじけないで」製作委員会
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映画『くじけないで』の公開初日11月16日(土)に、八千草薫さん、武田鉄矢さん、伊藤蘭さん、芦田愛菜さん、上地雄輔さん、そして深川栄洋監督が登壇して豪華な顔ぶれでの舞台挨拶が丸の内ピカデリーにて行われた。

『くじけないで』は、90歳を過ぎてから詩人としてデビューした柴田トヨさんの感動の実話。柴田トヨさんの作品は200万部を売り上げるベストセラーとなっている。

この映画のクランクインを前に今年1月に天国に召された柴田トヨさんへのメッセージと、初日を迎えられた思いについて、深川栄洋監督は「出演が八千草さんや武田さんに決まりましたとか、何度も何度も、脚本を書き直して途中報告しました。(トヨさんに)元々トヨさんは八千草さんのファンだったことも喜んでくれていて、武田さんが健一をやるのかい?とても合ってるねぇ。などと言っていたそうです。映画を待ち望んでいてくださっていたんですけど、私の方に映画化が決まりましたと言う連絡が入り、撮影が確定して3日目で亡くなってしまったので会えなかったんですけど、今日もトヨさんがここにいるみたいな気がして一睡も出来なかったんです。柴田トヨさんを始め、人生を楽しむ全ての人々にこの映画に捧げますと書かせて頂きました。この映画が何かを始めるチャレンジのきっかけになればいいなと思っています。 この映画を見て新しい人生の楽しみ方を見つけて頂ければ、トヨさん始め私も幸せです。」と語った。

またこの4日前に作品をご覧いただいた皇后陛下にお会いになった感想をうかがった。
八千草薫さん「映画が終わりましたらすぐに、『とてもよいものを見せていただきました』と言ってくださいましてとても嬉しかったです。」
武田鉄矢さん「本当に嬉しかったですね。 私、皇后陛下から『武田さん』と言われまして…“気を付け”をしました。(会場大笑い)同じ松竹作品で、私のデビュー作ですが『幸せの黄色いハンカチ』も東宮様の時代に天皇陛下とご覧になったと言う事で、思わず調子にのりまして、だらしのない役は上手いんですとお話すると、皇后様が『いいえ。勝海舟も見ていました。』といわれましたもんですから、痺れましたですね~。本当に貴重な機会でした。」

そして幼い頃のトヨさんを演じられた芦田愛菜さんが「ちょうど学校で詩のお勉強をしていて、トヨさんの詩を読み終わると心が温かくなるので私もトヨさんみたいな詩が書けたらいいなと思いました!」と演じた感想を述べると、武田鉄矢さんからは「100点!!(会場から笑い)」と満点の評価。加えて武田鉄矢さんが「最後に愛菜ちゃんがコオロギの詩を説明してくれるシーンがあるんだけど、あれは泣けるな~赤ちゃんを背負って、ひっくり返りそうになった時もあったんだよね?」と聞くと、芦田愛菜さんは「踏ん張ってなきゃいけなくて、大正時代の同じ歳くらいの女の子はすごいなと思いました。薪も重くて、テストで一回倒れちゃって。(笑)」と撮影時の苦労話を明かした。

さらに、本作品が、11月23日(土) オーストラリアで行われる第17回日本映画祭への招待が決定し、八千草薫さんと深川栄洋監督が現地に参加されることがサプライズで発表された。八千草薫さんは、主演作『蝶々夫人』でベネチア国際映画祭への参加以来58年ぶりに映画祭への参加となる。

最後に映画の大ヒットを祈願して、八千草薫さんがピンクの「くじけないダルマ」を転がし、大きなダルマがキレイに起き上がり幸先のよいスタートとなった。

『くじけないで』 絶賛公開中!

監督・脚本:深川栄洋『60歳のラブレター』『神様のカルテ』
出演:八千草薫 武田鉄矢 伊藤蘭 / 檀れい 芦田愛菜 上地雄輔 ピエール瀧 鈴木瑞穂
原作:柴田トヨ 「くじけないで」「百歳」(飛鳥新社刊)
主題歌:由紀さおり「わたしのうた」(EMI Records Japan)
制作:「くじけないで」製作委員会
公式サイト:http://www.kujikenaide.jp/

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『くじけないで』 公式サイト