リングに咲いた禁断の愛!アフィリア・サーガのミクとコヒメが舞台で女子プロレスラー役に挑戦

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10月5日に初日を迎えた舞台『リングのマクベス3』が前日の4日に中目黒ウッディーシアターにて、キャストのミク・ドール・シャルロット、石川あんな、加藤里保菜、小阪貴恵、小林茉美、コヒメ・リト・プッチらが実際の舞台上で音響や照明などのキッカケを確認する「場当たり」を行なった。

本作は、シェイクスピア劇を現代の女子ブロレスの世界に置き換えた「リングのマクベス」シリーズの最新作。今回は『ロメオとジュリエット』を題材に、恋愛ご法度のリングの上で禁断の愛が繰り広げられる。

シリーズを通して壇まどか役を演じてきたアフィリア・サーガのミクさんと、コヒメさんが舞台初共演を果たし、しかも、ミクさんがジュリエット、コヒメさんがロミオの役回りを演じることで先輩たち(ファン)の注目を集めている。

「女子プロレス」と「ロミオとジュリエット」という全く違った世界観に違和感を感じつつも、実際に観てみると、『あしたのジョー』のようなスポ根的要素も相まって、見事にマッチした物語に仕上がっていた。”観劇”と”観戦”の混ざり合った熱いステージが、手に汗を握らせるだろう。

GirlsNews では、話題の2人に単独インタビューを行った。

■まずは作品の見どころについて紹介してください

ミク「私はこれまでにひき続いて壇まどか役を演じさせていただくのですが、ほかのキャラクターも個性的なレスラーばかりです。女子プロレス団体のアイスリボンさんのご指導で本格的なプロレスシーンになっていて、今までの作品と比べてもボリュームアップしています。恋愛の要素もあるので、女の子の恋する気持を、表情や仕草から感じ取っていただけたら」

■コヒメさんはまさかという役柄ですね。

コヒメ「最初は自分でもミスキャストかと思いました(笑)。プロレスラーの方に技を教えてもらったのですが、私があまりに小さすぎるので、技をかけようとしてもすぐにかわされそうで。でも、とても強い役なので、強く見えるように頑張っています。ミクとコヒメは恋人同士の役で、私のほうが男っぽいほうなんですが、抱きあうシーンではミクのほうが一生懸命に私の身長に合わせてくれています」

ミク「ひざをガクガクさせながら頑張ってます(笑)」

■衣装について聞かせてせてください

コヒメ「私は普通のチャイナ服の予定だったんですが、腹筋がイイねって言われて、生地を切って改造しました」

ミク「でも、腹筋をほめると怒るんですよ」

コヒメ「最初は筋肉がつきやすい体質にコンプレックスがあったんですよ。でも、プロレスラーの役としてプラスに映るならと思い切りました」

ミク「私の衣装は前回はアイドルレスラーで白が基調だったのですが、今回はピンクで個人的にも好きな色で気に入っています。チャンピオンなので団体のエースとして強さも見せつつ、女の子っぽさも前面に出していきたいので、とても合っていると思います」

■コヒメさんとの共演はいかがですか

ミク「コヒメちゃんは普段はいつも丁寧な言葉づかいなんですが、今回の役は一人称が”俺” で荒っぽい口調なんです。それが新鮮で今までに観たことがないコヒメちゃんが見られます。プロレスシーンも身体が小さいからこそ成せる技もあるので注目して欲しい。一緒に共演できて嬉しいです」

■コヒメさんから見て”座長” のミクさんの印象は?

コヒメ「アフィリア・サーガでは、私もミクもリーダーになったことがないんですが、ミクがこんな大きな舞台の座長でみんなを引っ張っていて、スゴイなと思いました。いつものミクっぽくないです(笑)」

ミク「座長らしいこともあまり言えないんですけど、それでも付いてきてくれた座組のみなさんに感謝しています。おかげでちょっとは成長できたんじゃないかなと思います」

■今回はアフィリア・サーガからお二人で出演されていますが、グループの一員として他の舞台への出演はいかがでしたか

コヒメ「最近はメンバーがソロでドラマに出演したりする機会も増えてきて、芝居に興味を持っている後輩メンバーも増えてきました。今回の私の出演がきっかけに、他の舞台に繋げられたらと思います。まずはこの舞台を大成功させて、よい先陣を切ることができたらと頑張っています」

■最後に公演を観に来てくれる方にアピールを

ミク「前の作品を観てくれた方はもちろん、舞台を観たことがないという方も、少しでも気になった方はぜひ観に来て欲しい。堅苦しいお芝居ではなくて、試合のシーンでは声出しもOKなので、\まどかー!/とか叫んでいただけたら嬉しいです。会場限定のレスラータオルもお薦めなので、振ったりしながら楽しんでいただけたら。小劇場ならではの距離感で、お客さんと一緒に作り上げられたらと思います」

コヒメ「私もタオルを振って応援して欲しいですけど、どんなに私が負けそうでも、リングにタオルは投げ込まないでください。ギブアップになっちゃうので(笑)」

舞台『リングのマクベス3』は、10月5日~10日まで全11公演。脚本はゴブリン串田、100P。演出はゴブリン串田。キャストは他に斉藤有希、佐藤千聖、竹内なつき、橘花凛、たなかともこ、235、星野瑠奈。

※写真は「場当たり」のものです。稽古途中のものですので、本番の舞台とは異なることをご理解ください。

    関連リンク

    リングのマクベス3特設サイト