エビ中、夏の恒例野外ワンマンにて代々木第一2Days開催をサプライズ発表

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『エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 富士急 2016』
『エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 富士急 2016』

私立恵比寿中学(略称:エビ中)が、毎年恒例の大型野外コンサート『エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 富士急 2016』を20日、山梨・富士急ハイランド・コニファーフォレストにて開催した。公演中、ニューシングルとベストアルバムの発売、さらにメンバーにサプライズで、12月22日(木)・23日(金・祝)の2日間、東京・代々木第一体育館で「クリスマス大学芸会」公演が行われることが発表された。

『ファミえん』は遠足をテーマに行われる野外ワンマンコンサートとして、2013年に河口湖ステラシアターにて初開催。翌2014年の山中湖交流プラザ“きらら”シアターひびき、2015年の越後丘陵公園(新潟県長岡市)に続き今年は4回目。昨年同様全国各地からのバスTOURが組まれ、さらに今年は大月-富士急ハイランド間を「エビ中電車」も用意された。

台風の接近で天候が危ぶまれたが、開演に向けて徐々に天候も回復。会場に詰めかけた8000人のファミリー(ファンの総称)が見守る中、“夏の大学芸会”の幕が切って落とされた。

オープニングから『ラブリースマイリーベイビー』。そこから『ほぼブラジル』、そしてこの日初披露となる『マブいラガタイフーン』(ニューアルバム『穴空』収録)、『夏だぜジョニー』と立て続けにサマーチューンを連発。自己紹介をはさんで、一人乗りのトロッコに各メンバーが乗り込んで『大好きだよ』『I’m your MANAGER!!!』を披露。そして客席中央に設けられたサブステージに移動して、『キングオブ学芸会のテーマ~Nu Skool Teenage Riot~』『ちちんぷい』とアッパーチューンでたたみかける。ファミリーともども雨でずぶぬれになりながら熱演する彼女たちに応えようと、客席からも必死の声援が飛んだ。

噴水やウォーターキャノンを使用しての派手な水芸(演出)が見ものの「ファミえん」だが、その後のMCでは、廣田あいかさんが「これだけ雨が降っているのに、さらに(ウォーターキャノンで)水を降らしちゃってごめんね」と語り笑いを誘った。

中盤、エビ中10枚目のシングル『まっすぐ』が9月21日に発売されることが校長(マネージャー)から告げられ、さらには11月16日にエビ中初のベストアルバム2枚同時リリースも発表されると、会場から大きなどよめきと歓声が巻き起こった。

そして終盤メンバーにも知らされていないというサプライズが。「クリスマス大学芸会 国立代々木競技場・第一体育館開催決定!」「12月22日(木)・23日(金・祝)2Days!!」の垂れ幕がステージ横に下ろされ、歓喜して喜ぶメンバーをファミリーによる祝福の拍手がつつみ込んだ。

本編最後は、この日初披露となる大沢伸一プロデュースのノスタルジックでドリーミーなエレクトロ・ポップ『summer dajavu』(「FAMIEN’16」テーマソング)。で締めくくった。そして昨年の「FAMIEN’15」テーマソング『ナチュメロらんでぶー』から始まった
アンコールは、最後『Go!Go!Here We Go!ロック・リー』で大団円を迎え、「ファミえん」の風物詩とも言える盛大な花火で、約2時間45分にわたる公演は幕を閉じた。

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