夢みるアドレセンス 新たな定期公演はドッキリもあり!? 8月に日本青年館でのライブも決定!

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5月6日、アイドルグループ・夢みるアドレセンス(以下夢アド)の定期ワンマンライブ「夢コレ~夢みるコレクション」が新宿BLAZEにて行われた。

4月に発売された新曲「マワルセカイ」がオリコンウィークリーチャートで10位を記録するなど、今勢いに乗る夢アド。彼女たちの特徴の一つが、1~2か月に一度行われる定期公演だ。今年3回目の定期公演となった今回は、「夢コレ」と題し内容を大幅にリニューアルされることが予告されていた。会場には男性ファンに加え、モデルとしても活動するメンバーに憧れる女性ファンも多く集まり、新たな夢アドのライブへの期待感を膨らませながら5人の登場を待った。

ライブはクールな世界観を表現した最新曲「マワルセカイ」でスタート。2曲目の「夢みる太陽」では一転して、一緒に思わず口ずさみたくなるポップな曲を笑顔で歌った。続く「純情マリオネット」から「はじめての輝き」の2曲も、緩急を使い守備範囲の広さをアピールするセットリスト。「マワルセカイ」のリリースイベントで全国を回った経験をしっかりと生かし、夢アドの魅力が存分に伝わるパフォーマンスを見せた。もちろん、歌やダンスもスキルアップ。超満員のファンも、彼女たちの成長に目を細めつつ大きな歓声を送った。

ライブ中盤は様々な企画やちょっと珍しい曲のパフォーマンスを行う「ユメバラ」コーナー。京佳さん・小林玲さんは食レポに挑戦するも、そのジュースが不味い場合どのようなリアクションを取るかというドッキリに挑戦したVTRが放映された。あまりの不味さに顔をしかめたが、最後まできちんとレポートをやりきった2人。これにはMCのさわやか五郎さんも「芸事に対する姿勢が素晴らしい」と称賛の言葉を寄せた。一方、ライブパートは今までのライブでは聞けなかった、ちょっと珍しい曲を披露。山田朱莉さん・小林玲さん・京佳さんは3人で「リアリティ」を初披露、志田友美さんは「YOU&ME」、荻野可鈴さんはクインセとして歌った「いつかお姫様が」のソロ曲をそれぞれパフォーマンスするなど、足を運んだファンを楽しませるラインナップとなった。

そして、ライブは後半へ。新衣装で登場した5人が「17:30のアニメ」「泣き虫スナイパ→」「キャンディちゃん」という夢アド屈指のアッパーチューンを次々と繰り出すと、会場は最高の熱気に包まれた。続いては新曲「どこにでもいる 至って普通」を初披露。「マワルセカイ」の雰囲気をそのまま引き継いだような、夢アドの新たな方向性となりうるロックチューンに、ファンも大きな歓声を送った。メンバーの全力パフォーマンスに、全力の声援で応えるファン。そんなファンへ、最後はメンバーひとりひとりからメッセージが送られた。

「私はこの夢みるアドレセンスを居場所だと思ってるんですけど、この居場所を作ってくれたのはここにいる皆さんで、私は一人だけモデルじゃなくて、ここにいていいのかなって思っていました。でもそれを支えてくれたのはみなさんです。(中略)私たちがもっと大きな会場にみなさんを連れて行きます。私たちはみなさんを信じるので、皆さんも私たちを信じてついてきてください」(京佳)。

「『マワルセカイ』のリリイベで福岡に行ったときに私のファンが全然いなくて、テントの中でみんなの名前が呼ばれるのをずっと見ていることがあったんですよ。それでずっと考えさせられることがあって・・・でも私のファンの方は私のどこかが好きで応援してくれるので、その人たちのために頑張ろうと思いました。」(小林玲)

「2年前の私はぶっちゃけ夢アドに対してやる気が無くて、やんちゃばっかりしててメンバーやスタッフに迷惑をかけたんですけど、ここまで見捨てずにいてくれたスタッフやメンバーに本当に感謝しています。(中略)今まで以上にメンバーと一つになって、もっともっと上を目指していければと思っています。」(志田友美)

「夢アドに私がいていいのかなってずっと思ってたんですけど、そんなこと言うのってただ逃げてるだけだと思うし、ステージに立つ資格があるかわからない人間に応援がつくっていうのは本当にありがたいことで、恵まれてるなって思います。(中略)私は本当にもらってばっかりの奴だと思うんですよ。恩返しさせてもらえたらいいなって思います。」(山田朱莉)

「(今回のリリイベで)夢みるアドレセンスの未熟さだったり、自分の未熟さを感じました。私がリーダーなのになんでみんなを引っ張れないんだろうって、迷惑かけてばっかりだし感情がコントロールできず当たったこともありました。でも、夢みるアドレセンスが今より上に行くためには、リーダーという立ち位置をもらったからには、もっともっと頑張っていかないといけないなと思いました。この5人、スタッフのみなさん、ファンの皆さんが本当に大好きで、家族のような存在です。なので、この5人で、スタッフの皆さん、ファンのみなさんで行けるところまで行きたいと思っているので、オリコンで1位が取れる日まで頑張ります。なので、それまでリーダーとして頑張らせてください。」(荻野可鈴)

それまで明るい笑顔を振りまいていた彼女たちがありのままに、目を潤わせながら伝えたメッセージ。ファンもしっかりとこれを受け止め、彼女たちの勇気と感謝の言葉へお返しの拍手を送った。そして、最後の曲は「涙が出るくらい 伝えたい想い」。会場に足を運んだすべての人へ、改めてメッセージソングで感謝の気持ちを伝え、ステージはいったん幕を閉じた。

もちろん、ライブはこれで終わらない。暗転した会場で飛び出たのは、誕生日を先日迎えた山田朱莉さんを祝う「あかりん」コール。ファンからの愛がつまったアンコールを受けて、Tシャツに着替えたメンバーが目にしたのは、山田朱莉さんのイメージカラーである紫色のサイリウムで包まれた会場だった。アンコール1曲目の「ひまわりハート」の曲中も絶え間なく送られるあかりんコール。これには山田朱莉さんの涙腺も崩壊、感激の涙を流した。

アンコール中には次回公演として、8月24日に日本青年館でワンマンライブを行う事がサプライズ発表された。「青年館が無くなる前に一度夢アドでステージに立ちたかった」(京佳さん)と語るように、東京五輪での取り壊し前にアイドルの聖地日本青年館に立つ、最初で最後のチャンスをつかみ取った形だ。もちろん、夢アドの単独公演としては初のホール会場であり、動員人数も最大となる。比例関数的に実力と人気を高め、大きな挑戦へ突き進む彼女たち。引き続き夢アドの一挙手一投足から目が離せない。

●セットリスト
M1 マワルセカイ
M2 夢みる太陽
M3 純情マリオネット
M4 はじめての輝き
M5 リアリティ
M6 YOU&ME
M7 いつかお姫様が
M8 ハナモモ
M9 17:30のアニメ
M10 泣き虫スナイパ→
M11 キャンディちゃん
M12 どこにでもいる、至って普通
M13 涙が出るくらい 伝えたい想い
EC1 ひまわりハート
EC2 JUMP!

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夢みるアドレセンス オフィシャルサイト