制服向上委員会 生誕21年祭で香取優花が卒業! 夢に向かって笑顔で前進!

アイドルユニット/グループ レポート 音楽
制服向上委員会 左上から森朱里・橋本美香・ゼロノミクマ・齋藤優里彩・池田伶奈、左下から齋藤乃愛・清水花梨・香取優花・小川杏奈・相澤美沙希
制服向上委員会 左上から森朱里・橋本美香・ゼロノミクマ・齋藤優里彩・池田伶奈、左下から齋藤乃愛・清水花梨・香取優花・小川杏奈・相澤美沙希
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9月16日、清純派アイドルグループ・制服向上委員会(SKi)の単独コンサート『~「第497回制服の日」長いようで短いこの日を~“SKiの生誕21年祭”』が初台・The DOORSにて行われた。

音楽のほかにボランティア活動など社会運動への積極的な参加を軸としていることで有名な制服向上委員会は今年で結成21年目。

この日のコンサートは「SKiの生誕21年祭」と銘打ち記念企画を行った他、21周年にちなみ大阪発のアイドルJK21がゲストとして登場するなど、盛りだくさんのコンサート。

「はじめまして」からスタートし、まずは続けて5曲を歌う。5曲目の「生誕祭の歌」は、まさに21周年を迎えるにふさわしい一曲と言えよう。そんなメモリアルソングの後は、メンバーの自己紹介、そして21周年の式典に移る。共産党・小池晃参議院議員や掟ポルシェ氏からの祝電披露、JK21からのお祝い、そして橋本美香さんのスピーチと式典は進み、会場は21年というその歴史の重さを噛みしめた。

続いて、ゲストのJK21のステージに移る。制服向上委員会が制服で、どこか懐かしさを感じる正統派アイドルソングを歌うのに対し、JK21はホットパンツが目を引く衣装で、アッパーチューン中心のパフォーマンスを披露。対称的な二組の競演でファンを楽しませた。セットリストは代表曲「LUCKY TRIPPER」などを披露。元気いっぱいのパフォーマンスで、記念すべき一日に花を添えた。

9月23日に大阪で再び行われるSKi生誕21年祭にもJK21のゲスト出演が決まっているので、こちらも要チェックだ。

この日のライブ、もう一つのハイライトはメンバーの香取優花さんのサプライズ卒業式典だった。「優しくしてあげて」「卒業」のバラード2曲の後、突然 清水花梨さんが口を開く。「それでは第497回制服の日、生誕21年祭における卒業式典を始めます。」そして、卒業生として香取優花さんが一歩前に出ると、突然のそして衝撃の発表に観客席からは驚きと困惑の声が上がった。

別れが辛いのはメンバーも同じ。涙ぐみながら、代表してリーダーの小川杏奈さんが手紙を読んだ。「私が今までSKiに所属してきて、たくさんの出会いと別れを見送り、その繰り返しに慣れてきたと思っていましたが、今日のこの別れが一番辛いです。」と語る一節からは、長い時間を共有してきた二人の絆の深さがうかがえた。「大切な仲間との別れは辛いですが、大切な仲間だからこそしっかりと新しい道を歩く姿を見送りたい。私がここまで頑張ってこれたのも優花ちゃんのおかげです。優花ちゃんの分までグループのみんなで盛り上げていくので、安心して新しい目標に向かっていってください。」と伝えると、会場は大きな拍手で包まれた。

一方、香取優花さんは「みんなに泣かれて卒業するようなタイプじゃないので、笑って卒業させてください。」と強気に語り、涙を堪える。その姿からは、自分の決意への迷いのなさを感じさせ、式典の最後はメンバーから香取優花さんへはなむけとして「はなれていても」を熱唱し、観客の涙を誘った。

尚、香取優花さんは英語の語学力を付けることを目標にしており、今後は海外留学を行い自身の目標に向かって突き進む。香取優花さんはこの日のコンサートで卒業したが、10月12日には香取優花さんとのお別れ会イベントが開催されるとのこと。香取優花さんと会える最後のチャンスなので予定を空けておこう(詳細は後日発表されます)。

この日、制服向上委員会が歌ったのは述べ23曲。キャリアを積み重ねた彼女たちならではの持ち歌のレパートリーでライブは進行していく。そして15曲目、一躍SKiの名を高めた「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」でステージはいったん終了するあけ

通常ならばアンコールの声が出てくる場面で、会場を包んだのは「優花」コールだった。その声援に応え、再びSKiが登場。香取優花さんの最後のステージとしてアンコール8曲をぶっ続けで歌い、会場を盛り上げた。

21周年を祝い、そして旅立つメンバーを送り出したこの日のステージ。最後に小川杏奈さんは「卒業するメンバー、新しく迎えるメンバーの繰り返し」と語ったが、まさにこの積み重ねが21周年という途方もない数字を作り上げてきたと言える。その歴史の中には、1曲ごとに深々と頭を下げる彼女たちの音楽への敬意や、ボランティア活動などの社会貢献といった伝統が脈々と受け継がれている。

この日、制服向上委員会が中心となり11月に発売される「自転車女の子カタログ」へ参加したモデルが紹介されたが、その中から制服向上委員会に加入するメンバーが近日発表されることも明かされた。

別れもあれば、出会いもある。22年目を迎える制服向上委員会の伝統を感じに、一度足を運んでみてはいかがだろうか。

制服向上委員会
『~「第497回制服の日」 長いようで短いこの日を~ “SKiの生誕21年祭”』セットリスト
M-1 はじめまして
M-2 涙のエンブレム
M-3 ともだち
M-4 花言葉
M-5 生誕祭の歌
M-6 優しくしてあげて
M-7 卒業
M-8 はなれていても
M-9 感謝のしるし
M-10 長い夜
M-11 おはよう
M-12 ダンシング・セブンティーン
M-13 若き知恵を讃えた天使たちの詩
M-14 DANCE DANCE DANCE
M-15 ダッ!ダッ!脱・原発の歌
M-16 恋・青春・少女
M-17 涙のエチュード
M-18 名もなき声に
M-19 さよならは出逢いの明日へのしるし
M-20 天使の翼
M-21 SKiのテーマ
M-22 GAME
M-23 地球儀みつめ

JK21セットリスト
M-1 一期一会~恋の唄~vanilla~ほんの少し片思い~涙目ピースサイン(5曲メドレー)
M-2 LUCKY TRIPPER

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制服向上委員会オフィシャルサイト