多田愛佳、地元・さいたまスーパーアリーナで涙のラストコンサート「HKT48は私にとってずっと応援したいアイドル」

AKB48グループ
「HKT48 春の関東ツアー2017 ~本気のアイドルを見せてやる~」(c)AKS
「HKT48 春の関東ツアー2017 ~本気のアイドルを見せてやる~」(c)AKS

HKT48の多田愛佳さんが1日、 さいたまスーパーアリーナで開催された「HKT48 春の関東ツアー2017 ~本気のアイドルを見せてやる~」 にて、最後のコンサート出演を終えた。

AKB48の3期生として2007年にデビューし、2012年にHKT48へ移籍・チームKIVキャプテンとしてグループを引っ張ってきた多田さん。この日は自身のユニット曲『天使のしっぽ』や『完璧ぐ~のね』、そして同じく2012年にAKB48からHKT48に移籍した指原莉乃さんとともに『思い出のほとんど』を披露した。

デビューから10年間の軌跡映像も上映され、多田さんは活動を振り返りながら「HKT48は私にとってずっと応援したいアイドルです」と思いを語り、「10年間、たくさんのファンの方と出会えて、たくさんのスタッフさんと出会えて、そしてたくさんのかけがえのないメンバーと出会えた私は、本当に幸せ者だなぁと思います」と感謝の気持ちを笑顔で伝え、『あなたがいてくれたから』をソロで歌い上げた。

涙をこらえきれず詰まる場面もあったが、会場から盛大な「らぶたん」コールが起こると、多田さんはその声援に応えるかのように涙を拭い、笑顔でステージを後にした。

本編最後には「愛ちゃんへ想いを込めて歌います」と、卒業する多田さんに向けて『今 君を想う』がサプライズで流れ、観客も一緒に大合唱となり、多田さんは泣いて俯く後輩メンバーを最後まで気遣っていた。アンコールでは、多田さんの後任となるチームKIVのキャプテンに、1期生の本村碧唯(もとむらあおい)さんが就任することがサプライズ発表された。

多田さんは4月10日の劇場公演をもって卒業する。

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