小嶋陽菜、AKB48卒業日が誕生日の4月19日に決定 『こじまつり~前夜祭~』で発表

AKB48グループ
『こじまつり~前夜祭~』より(c)AKS
『こじまつり~前夜祭~』より(c)AKS

AKB48第1期生の小嶋陽菜さんの卒業にあたり、21日、22日の2日間、国立代々木競技場第一体育館にて、コンサート『こじまつり~小嶋陽菜感謝祭~』が開催。21日は、『こじまつり~前夜祭~』が行われた。公演の中で、卒業公演が、自身の誕生日である4月19日に決定したことを発表した。

ピンクの法被を着た横山由依さんの笛や太鼓で奏でられた祭囃子の中、「わっしょい!」「こじま!」の威勢のいい掛け声とともに、会場に現れたのは、お神輿。アンジャッシュの児嶋一哉さんや小島よしおさん、メンバーの小嶋真子さんや小嶋菜月さん、小嶋花梨さん(NMB48)たちのコジマ軍団に先導されて、支配人たちが担ぐ、そのお神輿に乗って、本日の主役・小嶋陽菜さんが登場した。

にゃんにゃん柄の衣装に身をつつんだこじはるが、「こじまつり、もりあがっていくぞー!」と叫び、前夜祭が幕開け。お祭りバージョンの『ハート型ウイルス』を披露したほか、『ハイテンション』ではマーク・パンサーさんとともにDJを務めるなど、幕開けから、文字通りテンションの高いこじはるだった。

こじはるに憧れてAKB48入りをしたという岡部麟さんが率いるチーム8の『47の素敵な街へ』、AKB48 16期研究生による『大声ダイヤモンド』、伊豆田莉奈がセンターを務める濃いメンバーだらけの『心のプラカード』、猫のコスプレをしたチームBによる『君のことが好きだから』ならぬ『にゃんにゃんのことが好きだから』などが繰り広げられ、見守るこじはるもご満悦の様子。中でも、いきなり、ステージの上から登場し、『虫のバラード』を熱唱して颯爽と帰っていった秋元才加さんには、会場とこじはるからも驚きと称賛の拍手が送られていた。

関係者席で満足そうに観覧していたこじはるに、いきなり「調子に乗るな!」との罵声が。その声の主は、指原莉乃さん。これに、こじはるも「何だコラ!」と応戦。かつてTV番組の企画として行われ、“AKB48史上最低の泥仕合”として黒歴史となっている「指原PRIDE」が約5年ぶりに復活してしまい、「タラコ小嶋 vs ヘタレ指原」によるファイナルバトルが勃発。

お互いに愛してやまないという、元モーニング娘。の高橋愛さんとのデュエットをかけて、「ゴムパッチン綱引き」で対決。指原さんが勝利するも、卒業するこじはるに花を持たせ勝ちを譲り、結局、見届け人の柏木由紀さんも加わって、みんなでモーニング娘。さくら組の楽曲『晴れ 雨 のち 好き』を披露した。

中盤では、乃木坂46がコンサートを行っているさいたまスーパーアリーナと中継を結び、乃木坂AKBとして『混ざり合うもの』を披露。最初で最後になるかもしれないパフォーマンスに、代々木とさいたまの二つのの会場が盛り上がった。

その後も、「小嶋さん好き」を公言する元SKE48の松井玲奈さんがビデオレターで登場し、熱い思いとともにリクエストした『竹内先輩』、卒業生の松井咲子さんのピアノ演奏からの『ポニーテールとシュシュ』、自身がセンターを務めた『ハート・エレキ』などを披露された。

コンサートも終盤に差し掛かり、『思い出のほとんど』のイントロが流れ、会場もしんみりした雰囲気に。高橋みなみさんが満を持してステージに登場し、こじはる&たかみなによる『思い出のほとんど』…かと思いきや、こじはるは、さりげなくステージに登場した渡辺麻友さんとデュエット。高橋さんは、置いてけぼりとなってしまった上に、その後、リハを全くしていなかったという『お手上げララバイ』を披露する羽目に。

そして、AKB48初の派生ユニットとして、こじはる、峯岸みなみ、高橋みなみの3人が活動してきた『no3b(ノースリーブス)』のコーナーがスタート。4年沈黙していたため、解散も危ぶまれていたが、『Relax!』『君しか』『唇 触れず…』の3曲を披露し、こじはるからは「解散しません!」との宣言も飛び出した。

最後には、『365日の紙飛行機』『君はメロディー』『Green Flash』などのシングル曲を披露し、本編のラストは、自身がセンターを務め、AKB48として最後となる最新シングル『シュートサイン』をパフォーマンスした。

「はるな!」のアンコールが会場をつつむ中、再びステージに登場したこじはるは、AKB48劇場での卒業公演が、自身の誕生日である4月19日に決定したことを発表。この日をもってAKB48としての活動を終えることを、これまで応援してくれたファンに伝えた。

そして、卒業ソング『気づかれないように…』を初披露。その後の『桜の花びらたち』『10年桜』では、これまで自身の卒業コンサートとは思えない程あっけらかんとしていたこじはるが瞳を潤ませ、大粒の涙を流していた。これには、メンバーも驚きながらも、抱き合ったり、肩を寄せ合うなどして、こじはるに感謝の気持ちを伝えているようだった。

最後は、オープニングで歌った『ハート型のウイルス』を再び披露し、「本当に本当に本当に、みんなのことが大好きです!ありがとうございました!」と、こじはるが締めくくり、前夜祭は終了となった。

22日には、同じく国立代々木競技場第一体育館にて、「こじまつり~小嶋陽菜感謝祭~」が開催。

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