島崎遥香がAKB48卒業公演 「最後の一瞬までハッピーエンド!」

AKB48グループ

AKB48の島崎遥香卒業公演が26日、AKB48劇場にて行われた。2009年にAKB48 9期研究生に合格した島崎さん。当初は歌もダンスも苦手だった彼女が、この7年でさまざまな経験を通し、22歳の自立した女性へと成長した姿を見せた、卒業公演となった。

卒業公演は、初めてのセンター楽曲『永遠プレッシャー』から始まり、板野友美さん、大島優子さん、渡辺麻友さんと 4 人センターの一人に抜擢された『さよならクロール』、単独センター曲『僕たちは戦わない』、そして先日リリースされた46thシングル『ハイテンション』と、自身がセンターを務めた4曲からスタートした。

冒頭MCでは、「本当に今日は皆さん来てくださってありがとうございます。全く同じ時間帯に最終回の番組がある中、この公演を観てくださって本当にありがとうございます。ちなみに私は録画してきたので帰ったら観たいと思います」と、笑いを交えつつ感謝の気持ちを伝えた。

ユニット曲でも、島崎さんにゆかりのある楽曲が続いた。横山由依さんとのユニット曲『友達でいられるなら』や、中村麻里子さんとの『リスケ』、島崎さん以外で披露された『君の c/w』や『初恋の鍵』など特にファンにとっては思い入れのあるレパートリーが続いた。

そしてユニット明けには、サプライズゲストとして松井珠理奈さんが登場。プライベートでも仲の良い二人だが、「一緒にご飯食べてる時にこの公演のことを聞いたのに、私メンバーに入ってなくて、あれおかしいな?と思ったけど(笑)、どうしても一緒のステージに立ちたいなと思って来ちゃいました!」と花束を渡した。

島崎さん自身が考案したというセットリストも終盤を迎え、アンコール明けは、卒業生の永尾まりやさんも駆けつけ、同期である9期生メンバーによる『RIVER』から始まった。この曲は、2009年、9期生が初めての劇場公演で披露した1曲目で、島崎さんがセンターを務めた思い出の曲。そして2013年リクエストアワーで 1 位を獲得した『走れペンギン』に続き、島崎遥香卒業ソング『Better』。仲の良い同期に囲まれ、涙ぐむメンバーと肩を寄せ合い島崎さん自身は最後まで笑顔で歌い上げた。

最後の一曲は、ファンやメンバーの間でも島崎さんのことを書いたのでは?と話題になっていた『君は気まぐれ』を全員で歌い上げ、島崎遥香卒業公演は幕を閉じた。終演後、バルコニーでのお手振りでは塩対応のぱるるではなく、寒空の中、島崎の登場を心待ちにしていたたくさんファンに対し、満面の笑みで手を振った。

島崎さんは公演中、「話し出したら長くなるので。『本当にありがとうございました』という言葉以上にいい言葉があれば言いたいんですけど、本当に AKB48…終わっちゃうんだ。これで最後なんだと思えないくらいで、でも、『ハイテンション』の歌詞のように最後の一瞬までハッピーエンドで終われたのでよかったなと思います。本当にありがとうございます!」と元気に語っていた。

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