NGT48が「劇場100回」&「初お披露目1周年」記念公演  東京、名古屋への出張公演も発表

AKB48グループ
「初お披露目1周年記念特別公演」より(c)AKS
「初お披露目1周年記念特別公演」より(c)AKS

AKB48の姉妹グループとして新潟県を拠点に活動するNGT48が21日、「NGT48劇場100回記念公演」「初お披露目1周年記念特別公演」を開催した。公演の最後には、東京のAKB48劇場・名古屋のSKE48劇場での出張公演の開催決定も発表された。

NGT48のお披露目イベントが行われてからちょうど1年となる21日に、NGT48劇場は、1月10日に行われた劇場子こけら落とし公演から数え、公演回数100回を迎えた(特別公演・研究生公演を含む)。

「NGT48劇場100回記念公演」の最初の自己紹介挨拶では、「200回、300回と回数を重ねて行ってどんどんいいグループに成長したいです」(本間日陽さん)など、メンバーが100回にちなんだトークを展開。序盤にも関わらず、副キャプテンの荻野由佳さんは、この時点で早くも感極まって涙。何かと感動してすぐ泣いてしまう荻野さんらしく、「これからも汗と涙をいっぱい流していきたいと思います」と語った。

キャプテンの北原里英さんは「(AKB48劇場での公演も含め)通算で600回から700回くらいは公演に出演しています。私が1000回出演いくんじゃないかな」と、大きな野望を語った。

また、これまで2回行われてきた研究生公演にもサポートメンバーとして出演している小熊倫実さんと太野彩香さんの二人が、100回公演フル出場を記録。太野さんは公演後に「劇場に行けばアヤカニ(太野の愛称)に必ず会えると言っていただけるように、これからも連続で公演に出続けたい」と抱負を語った。

公演では、劇場オープン前日の1月9日に行われたセレモニーや、第1回公演の模様、また、これまでの100回の記念公演の中で行われてきた生誕祭を振り返るなどの企画が行われ、メンバーと観客が一緒になって劇場公演100回をお祝いした。

夜公演「初お披露目1周年記念特別公演」は、昨年のお披露目イベントと同様、北原キャプテンの「行くぞー!新潟!」の掛け声とともに幕開け。1曲目は『会いたかった』。お披露目イベントの際、初めてステージで披露した思いで深い楽曲でのスタートなった。

その後も、お披露目から1年の間にNGT48が経験してきた楽曲がラインナップされたセットリストとなり、1年の成長を振り返る構成となった。ユニットも、荻野由佳さん・加藤美南さん・本間日陽さんによる『Bird』や、昨年12月のAKB48紅白対抗歌合戦で披露し話題となった『僕たちは戦わない』などを、全メンバーシャッフルで披露し、メンバー個々のアイドルとしての成長を印象付けた。

MCでは、この1年を年表で振り返るとともに、佐藤杏樹さんによる、「加藤美南画伯の三大ニュース」も発表され、メンバー目線で1年を振り返った。

北原キャプテンは、「この1年で48グループの一員として歩み始められと思います。2年目も新潟を拠点にしながら、全国にも羽ばたいていけるよう頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします」と、この1年を見守ってくれた皆様への感謝の気持ちを込めて挨拶した。

また、ラストの『Maxとき315号』の前には、今村悦朗劇場支配人が突如ステージに登場。メンバーにもサプライズで、出張公演開催決定を発表。出張公演は、東京のAKB48劇場・名古屋のSKE48劇場で、この秋から冬にかけて行われる予定となっている。

荻野由佳さんは「1年前のお披露目イベントと同じく、今日参加できなかった柏木さんも含め、誰一人欠けることなく、今日を迎えられたことができました。メンバー全員でステージに立って、お祝いの公演をみなさんと一緒にできたことが本当に嬉しいです。2 年目も、26 名全員で突っ走っていきたいと思います。出張公演も決定したので、またみんなで努力して、朱鷺のように全国に羽ばたいていきたいと思います」と意気込んだ。

関連動画を観る