AKB48グループドラフト会議は北海道出身・川本紗矢に指名が集中!見事に交渉権を獲得したぱるる、拳を上げてガッツポーズ!
11月10日、東京・グランドプリンスホテル新高輪にて「AKB48グループドラフト会議」が開催された。
「AKB48グループドラフト会議」は「AKB48選抜総選挙」「じゃんけん大会」に続く、AKB48グループ初の試みとなる公開オーディション。1次審査・2次審査・3次審査を突破した29名のドラフト候補者の中から、AKB48グループの各チームのキャプテンが各チームにふさわしいメンバーが選ばれた。
AKB48グループの各チームからはキャプテン(リーダー)や主力メンバーが集結し、チームで活躍できる将来のメンバーを選ぶべく、候補者達のパフォーマンスに目を光らせた。
AKB48グループドラフト会議の前日23時、戸賀崎智信総支配人からAKB48グループ各チーム対抗のペナントレースを行うという重大発表があったが、この日はチームごとに初めてデザインされたロゴをあしらったチーム旗がお披露目された。詳細は後日発表されるとのことだが、ペナントレースではAKB48グループ各チームごとに倍率・人気度・支持率を競い合うとのこと。そういった意味では、AKB48グループドラフト会議はペナントレースへ向けた前哨戦とも言える人材獲得競争になった。
今回のドラフト会議にかける意気込みについて、AKB48チームKキャプテンの大島優子さんは「めちゃくちゃフレッシュな若い生き生きとした子が欲しい。」とコメント。指原莉乃さんは「(穴井千尋)キャプテンと支配人と話してこの子は絶対っていう子がいる。決まってます。一本釣りスタイル。」と駆け引きを仕掛けた。
実際にドラフト会議候補者達のパフォーマンスが始まると、各チーム正規メンバーたちの表情が一変。真剣な眼差しで候補者の一挙手一投足に目を光らせた。
その結果、ドラフト1巡目に指名が集中したのが、アイドルなのに何故か哲学者志望の須藤凛々花さん。須藤凛々花さんは歌唱力には定評があるものの、ダンスに関しては全くの素人。一番踊れないグループからスタートしたが、毎日朝4時からお母さんとダンスを猛特訓。本人も「伸びしろで勝負」と言っていた努力家だ。会場ではファンから熱烈な凛々花コールが飛ぶなど既に熱心なファンが付いており、最後の最後で各グループからも一番の評価を集めた。
抽選の結果、須藤凛々花さんとの交渉権を獲得したのはNMB48チームN。キャプテンの山本彩さんは飛び上がって喜んだあと「Nにはまずいない感じの子かなと思った。凄いキャラクターが強い。最初はダンスが上手い子がいいかなと思ってたんですが、トークのときに話していたのが印象的だったので目で追っちゃう。そういうのに惹かれました。」と、パフォーマンスにとらわれずキラリと光る個性に惹かれたことを指名の理由としてコメントした。
そして、指原莉乃さんが「既に指名する候補者を決めている。」と語り注目されていたHKT48チームH。他チームからのマークをするりとくぐり抜け山本茉央さんの単独指名に成功!チームHキャプテンの穴井千尋さんは「最初から話し合ってこの子でいこうと決めていた。パフォーマンスを見ていてもステージ映えする。また、唯一同じ福岡県出身ということで決めました。」と山本茉央さんを高く評価した。ちなみに、山本茉央さんはAKB48グループの中での推しメンが指原莉乃さんとのこと。相思相愛ということで今後ますますHKT48チームHの結束力は固まることだろう。
しかし、この日一番の注目は2巡目にあった。2巡目ではなんと5チームが北海道出身の川本紗矢さんを指名! 抽選台にはSKE48チームS松井玲奈さん、HKT48チームH指原莉乃さん、AKB48チームB島崎遥香さん、SKE48チームKⅡ高柳明音さん、SKE48チームS松井珠理奈さんらがズラリと並ぶ。見事、川本紗矢さんとの交渉権を獲得したのはAKB48チームB。当たりを引いた島崎遥香さんは飛び上がって喜び、右手の拳を高々と掲げガッツポーズ。「5人全員一致でやっぱりBに欲しいと思っていたので良かったです。」と語り、梅田彩佳、柏木由紀、小嶋陽菜、島崎遥香、藤江れいなというそうそうたるメンバーが求めた結果であることを明らかにした。
また、戦略的にドラフト会議に挑んだのが2巡目を終えた時点で指名を終了した大島優子さん率いるAKB48チームKだ。小学6年生12歳の後藤萌咲さんを1位指名すると、2巡目では同じく小学6年生12歳の下口ひななさんを指名。
この狙いについて指名時には「チームKは大人が多く落ち着いているメンバーが多い。ステージに立ったときに目を引く姿が良かったので、みんなの起爆剤になったらいいなと思います。」とコメント。囲み取材でも「12歳の二人を指名させて頂いたんですけど、二人はレッスンの時からナマイキーズとかいって組んでいたみたいなので、チームKに生意気必要だな。いや、AKBに生意気必要だなと思いまして。生意気と自分たちで言っちゃうくらいにオテンバなお二人を選ばせて頂いて、化学反応として私たちお姉さま方がどういう風な対処をしていくか、あたふたする姿がとっても楽しみです。」と小学生6年生12歳の二人に期待を寄せた。
ドラフト会議の結果、選ばれた候補者(20名)は次の通り。
AKB48
チームA①西山怜那(にしやま れな/青森/12/中1)②田北香世子(たきた かよこ/千葉/16/高2)
チームK①後藤萌咲(ごとう もえ/愛知/12/小6)②下口ひなな(しもぐち ひなな/千葉/12/小6)
チームB①横島亜衿(よこしま あえり/愛知/13/中2)②川本紗矢(かわもと さや/北海道/15/中3)
SKE48
チームS①松本慈子(まつもと ちかこ/大阪/13/中2)
チームKⅡ①神門沙樹(ごうど さき/島根/17/高3)②髙塚夏生(たかつか なつき/大阪/13/中1)③鈴木寧々(すずき ねね/東京/17/高2)④荒井優希(あらい ゆき/京都/15/中3)⑤惣田紗莉渚(そうだ さりな/埼玉/20/大2)
チームE①小石公美子(こいし くみこ/兵庫/18/高3)②髙寺沙菜(たかてら さな/京都/13/中2)③福士奈央(ふくし なお/栃木/14/中2)
NMB48
チームN①須藤凛々花(すとう りりか/東京/16/高2)
チームM①武井紗良(たけい さら/大阪/15/中3)
チームBⅡ①磯佳奈江(いそ かなえ/茨城/20/大2)②内木志(ないき こころ/滋賀/16/高1)
HKT48
チームH①山本茉央(やまもと まお/福岡/17/高2)
※①は1巡目 ②は2巡目 ③は3巡目 ④は4巡目 ⑤は5巡目
また、今回選ばれなかった9名の候補者は、次回オーディションがあった場合に最終審査から参加することができることが発表された。
オフィシャル写真提供:(C)AKS
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