尾野真千子 連続ドラマW「マグマ」で専門用語にパニック

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左から谷原章介・尾野真千子・真山仁(原作)
左から谷原章介・尾野真千子・真山仁(原作)

 6月9日、WOWOWで放送される連続ドラマW「マグマ」(毎週日曜 夜10:00)の完成披露試写会が都内で行われ、女優の尾野真千子さんと俳優の谷原章介さん、そして原作者の真山仁さんが舞台挨拶に登壇した。

 本作は、地熱エネルギー開発にかけた人間たちによる熱き本格社会派ヒューマンドラマ。主演の尾野真千子さんが野上妙子、谷原章介さんは日本地熱開発社長である安藤幸二を演じている。

 苦労した点について質問され、尾野真千子さんは「苦労はほとんどなくて、どの作品でも現場に行けば共演者の方や監督や照明さんやメイクさんたち、みなさんがいてくれてその方たちが私の役の人物を作り上げてくれるので、私はそこにいつも乗っかってるだけなので苦労はしてないんです。」と語ると、谷原章介さんは「本を最初に読ませていただいた時に、とても安藤(谷原章介)という男は1話から5話まで苦悩し続けるんですね。僕自身、尾野さん演じる妙子という人間はビジネスのスペシャリスト。長塚京三さん演じた御室さんの役は技術のスペシャリスト、その間で会社がつぶれてしまい技術のこともよくわからずずっと苦悩し続けるので、悩みながら撮影していってたんですけど、撮影し終わった時に、安藤という男はいろいろ悩んでいることが大事だったので、これは悩んで良かったんだということを思いまして、悩みましたが苦労はしてないんです。」と、それぞれ独特の雰囲気で語っていた。

 撮影現場の雰囲気について尾野真千子さんは「とてもなごやかでめっちゃ楽しかったですよ。本番て言われると難しい単語が並ぶんです。『高温岩体発電』びっくりしました。みんなパニックです。専門用語に悩まされて、でもそれを共有しあって仲良くなって楽しかったです。」と語ると谷原章介さんは「僕の先輩である、ある役者さんは(手に)書いてありました。」と手にカンペを書いてあったことを暴露すると、司会者から「それどなたかお伺いすることはできないんでしょうか?」と質問され、谷原章介さんは「それは渡辺いっけいさんとは絶対言えないです。」と話し、場内に笑いを誘っていた。

 注目して見てもらいたいシーンについて質問され尾野真千子さんは「ドラマでは1個も笑ってないんですよ。みんなに嫌味ばっかり言われるんですよ。その中で何度か笑うんですよ数えるほど。それを何回笑ったかを数えて知らせて!」と、5話を通して何度笑うかということを注目して欲しいことを語っていた。

 最後に尾野真千子さんは「1話は本当にきっかけですから。2話・3話・4話・5話で本当にいろんな展開があります。とてもすばらしい家族のことととか会社のこととか電気のこととか、今から必要である地熱発電を知ることもできてくると思いますので、どうぞ5話まで楽しみに見てください。」とアピールした。

 連続ドラマW「マグマ」はWOWOWにて6月10日(日) 夜10:00(全5話)より放送。第1話のみ無料放送されます。

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連続ドラマW「マグマ」|WOWOWオンライン