乃木坂46の桜井玲香、若月佑美がWキャストで熱演!舞台『嫌われ松子の一生』が上演中

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舞台『嫌われ松子の一生』ゲネプロより
舞台『嫌われ松子の一生』ゲネプロより

乃木坂46の桜井玲香と若月佑美が出演する舞台『嫌われ松子の一生』が、品川プリンスホテル クラブeXで、10月10日まで上演されている。

桜井さんの「赤い熱情篇」と、若月さんの「黒い孤独篇」でバージョンが異なり、それぞれ主役の川尻松子を演じているが、同じ脚本なれど二人が各々で個性的な松子を演じている。

原作は山田宗樹氏の同名小説で、これまで映像化もされており、タイトルだけは知っているという人も少なくはないだろう。過酷な運命に翻弄されながらも、愛に生き壮絶な人生を送る女性を描いた作品で、舞台版では、密な空間で繰り広げられる一人の女性と、彼女を取り巻く6人の男たちの愛憎劇として焦点を絞り、映画やドラマとは違う尖った切り口で語られている。

物語の内容については、予備知識がないままのほうが楽しめると思うので詳しいレビューは避けるが、時に下着姿で体当たりの演技をする2人が描く女の一生は、無様で、哀れで、それでいて、愛おしく、美しい。

劇場は、教会の祭壇のようなセットから客席の中心に十字架のようなステージが延びている。客席はステージを円形に囲んでいるが、特に正面の席であれば迫真の演技が間近に見られるだろう。

※画像は初日前に行われた「黒い孤独篇」より