葵わかな、NHKドラマで”神楽”を通じて成長するヒロイン「心の機微を細かく表現できたら」

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葵わかな
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女優の葵わかなさんが2016年秋放送予定のNHK広島発地域ドラマ『舞え!KAGURA姫』(NHK BSプレミアム)でヒロイン役を演じることが決定。18日、NHK広島放送局にて行われたヒロイン・出演者発表会見に登壇した。葵さんは、「咲子を通して、広島北で大切にされている神楽を知って興味を持っていただけたら嬉しいです。神楽を舞わせていただく責任を感じつつ、地域に身をおいて、楽しく撮影ができたらと思います」と意気込みを語った。

広島県北部に伝わる神楽をテーマに、都会で生きづらさを感じていた主人公が、神楽と出会い、神楽を愛する人々と関わることで明日を生きる力、家族や友人との関係を見直していく青春エンターテインメント・ドラマの本作。

会見の前日実際に神楽を観劇したという葵さん。「すごく勉強になりました。観劇後にステージの上で一緒に回らせていただいたのですが、目が回ってしまったので(笑)、これから練習を頑張りたいです。また、衣装も着させていただいたのですが、すごく重くて腕を上げるだけでも大変で、体力勝負だなと思いました」と感想を語った。

「咲子は思春期特有の悩みを抱えていて、自分の悩みを表現するのが苦手な女の子」と役柄を説明。「その子が東京から広島に引っ越してきて友達や神楽と出会うことによって、どう変化していくのかがドラマのひとつの見どころだと思っています。高校生が感じる心の揺れというのは、私も咲子と同じ年代で共感できる部分があるので、そういった心の機微を細かく表現できたらと考えています」と語った。

東京で暮らしていた高校生の児玉咲子(葵わかな)は、母・児玉美土里(大塚寧々)の離婚をきっかけに、美土里の故郷、広島に移り住むことに。そこは江戸時代から伝わる豪華絢爛、アクション満載の古くて新しい不思議な「KAGURA」の里だった。咲子は、転校先で地元の今どき女子高生・美川珠希(中村ゆりか)と出会う。周囲に同調する事に慣れた咲子とは違い、珠希は自由奔放な態度で咲子を神楽の世界へと導いていく。

二人は神楽部で活躍する憧れの先輩・鹿島道郎(中村梅丸)や、いじられキャラの同級生・桑畑司(加藤諒)とともに夏の一大イベント・神楽甲子園を目指すことになるが、一筋縄ではいかず波乱の展開に…。神楽を愛するア人々につつまれた咲子は、時に傷つき、心を通わせながら、家族や友人との関係、自分自身を見つめ直していく…。

NHK広島発地域ドラマ『舞え!KAGURA姫』は2016年秋、BSプレミアムで放送(59分:全国放送) 。