人気青春小説『ハルチカ』が実写映画化 ヒロインに橋本環奈「自然体で演じたい」

女優 映画・ドラマ
橋本環奈
橋本環奈

青春小説『ハルチカ』シリーズが実写映画化されることが決定。この作品のヒロイン・チカ役に橋本環奈さんが起用された。橋本さんは「前作の『セーラー服と機関銃』ではやっとの思いで卒業したと思ったら、今度はまた高校に入学してひと騒動巻き起こすことになりました(笑)。卒業したり入学したりと目まぐるしく移り変わりますが、今回は等身大の高校生を演じますので、より自然体の橋本環奈演じますチカを楽しみにしていて下さい!」とコメントした。
幼馴染のハルタとチカが、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す青春小説『ハルチカ』シリーズ。単行本4冊、文庫本4冊がすでに刊行され、2015 年 9 月には最新作『惑星カロン』が発売。その人気はシリーズ累計で 55 万部を超えており、今年 1月からは TV アニメ化もされている。

主演を務めるのは、本作で映画初主演を果たす Sexy Zone の佐藤勝利さん。頭脳明晰にして、ホルン奏者というモテ系美男子高校生・ハルタを演じる。そして、ハルタと幼馴染で、少し気は強いがまっすぐで明るい、フルート初心者の女子高生・チカを橋本さんが演じる。4 月中旬からのクランクインに向けて、佐藤さんと橋本さんは、担当楽器(佐藤さん:ホルン、橋本さん:フルート)の猛練習中とのことだ。

メガホンをとるのは、自主映画『隼』(04)、『無防備』(08)で数々の映画賞を獲得しその才能を称され、恋愛下手な青年と盲目の女性の恋を描いた『箱入り息子の恋』(13)が大ヒットを記録した市井昌秀監督だ。

ハルタとチカは小学校3年生の時にハルタが引っ越してしまうまで幼馴染だったが、高校の入学式で久しぶりの再会を果たす。ずっと憧れていた吹奏楽部に入部しようと張り切るチカだったが、なんと部はある事件をきっかけに廃部寸前!大好きなフルートを諦めきれず、チカはハルタを引っ張って部員集めに奔走するが、そこには一つの謎と切なくも悲しい人間ドラマがあった…。恋愛、友情、部活・・・青春の要素すべてが詰まった作品となっている。

橋本さんはチカを演じるにあたり、「チカはいろいろ悩みも夢も抱えているものの一般的な女子高生。私も現役の高校生として、過剰な作り込みはせずに等身大の自分が持っている感性や想いを率直に表現し、自然体で臨みたいと思います」と抱負を語る。

またハルタ役の佐藤さんとの共演については「佐藤勝利さんは歌も、踊りも、そしてお芝居も全てこなしていらっしゃるマルチな方。私も同様にさまざまなことにチャレンジさせていただいているので、多くの刺激や教えを受けることが出来ると思いますので、ご一緒させていただけることをとても楽しみにしています」と語った。

映画『ハルチカ』は 2017 年全国ロードショー。

(C)2017「ハルチカ」製作委員会