志田未来 二人芝居「オレアナ」で初舞台!

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田中哲司と志田未来
田中哲司と志田未来

パルコ劇場の翻訳作品群の中でもエポックメイキング的なこの名作を、2015年11月、栗山民也を演出に迎え、小田島恒志の新翻訳で装いも新たに16年ぶりに上演が決定した。

大学教授役には、TV、映画、舞台で存在感を発揮する田中哲司、そして女子大生役で、演技派女優として羽ばたく志田未来が本作で満を持して*堂々の初舞台を踏むこととなった。

「アメリカン・バッファロー」(’75年 オビー賞受賞)、「ライフ・イン・ザ・シアター」(’79年)、「グレンギャリー・グレン・ロス」(’84年ピューリッツァー賞受賞)、「エドモンド」(’85年)、映画「郵便配達は二度ベルを鳴らす」等、現代の錯綜する人間関係を描かせては、右に出る者のないアメリカ演劇界の鬼才、デビッド・マメット。

マメットが1992年に発表した本作「オレアナ」は、オフ・ブロードウェイのオーヒューム・シアタ―で一年以上のロングラン上演を記録した後、すぐさま全米四都市で上演され、アメリカ中を議論の渦に巻き込んだ問題作。

クライマックス・シーンで思わず『ブラボー』と拍手する者、ブーイングして席を立つ者……観客を騒然とさせたこの問題作は、新聞の社会面を始め、マスコミがこぞって取り上げる程の話題となり、その年、海を越えて飛び火し、世界中で上演されました。ロンドンではマメットの朋友ハロルド・ピンターが演出、パリではキャロル役をシャルロット・ゲ―ンズブールが演ずる等、世界中で注目のキャスト&スタッフにより、現在も上演され続けている。

今回は、田中哲司と志田未来からコメントが届いている。

●田中哲司コメント/ジョン(大学教授)役
『オレアナ』の上演にあたっては、楽しみな気持ちと不安が入り混じった複雑な心境です。11月はまだ先のようで、実は時間がないですから。志田未来ちゃんとは映像で何度か一緒に仕事をしていて、とても信頼を寄せています。稽古場でも舞台上でも助けてくれそうです(笑)。そんな信頼のできるパートナーと芝居を作っていくのが楽しみです。演出の栗山さんとは、今回初めてご一緒します。すごく緻密な芝居を作る印象があって、その世界に浸ってみたいです。

●志田未来コメント/キャロル(女子学生)役
舞台は、いつかやりたい、やらなくてはと思っていました。 このお話を頂いた今が「その時」なんだと思います。 舞台のことは、正直、何もわかりませんが、楽しみたい気持ちでいっぱいです。 田中さんとは、ドラマでご一緒させていただきましたが、不思議なオーラのある方だと思います。 そんな素晴らしい大先輩から一緒にいいものを創ろうと言っていただいたので、一生懸命頑張ります。

<公演概要>
「オレアナ」

作=デビッド・マメット 翻訳=小田島恒志 演出=栗山民也 出演=田中哲司・志田未来

2015年11月6日(金)~29日(日)PARCO劇場 (11/6プレビューオープニング、11/7初日)
2015年12月2日(水)穂の国とよはし芸術劇場PLAT主ホール
2015年12月5日(土)~6日(日)北九州芸術劇場・中劇場
2015年12月8日(火)アステールプラザ大ホール
2015年12月12日(土)~13日(日)森ノ宮ピロティホール

■問い合わせ先:パルコ劇場 03-3477-5858
http://www.parco-play.com