「花とアリス殺人事件」が公開 蒼井優と鈴木杏がさらなる続編を希望

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「花とアリス殺人事件」初日舞台挨拶より
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2月20日、映画「花とアリス殺人事件」が公開初日を迎え、出演者の蒼井優さんと鈴木杏さん、そして岩井俊二監督が、新宿バルト9で行われた舞台挨拶に登壇した。

本作は岩井俊二監督が2004年に原作・脚本・監督を務めた映画「花とアリス」の前日譚を描いた長編アニメーション。前作同様にアリス役に蒼井優、花役に鈴木杏を配し、アニメーションとなった花とアリスに新たな息吹を吹き込む。

今回、初めてアニメーションの製作に携わった岩井俊二監督は「どうやったらアニメが作れるか分からなくて、スタッフにお面を付けて動いてもらったり、バカみたいなことも試しました。半分くらい前の実写からのスタッフもいれば、動きだけを撮って、姿も声も差し替えて、演技だけしか残らない役に協力してくれた方もいて、みなさんと絆が生まれた作品でした。」と振り返った。

鈴木杏さんは「車の下に潜り込んであったかいというシーンですが、監督が実際に駐車場で寝転がって試したと聞いて、あらためて面白い人だなぁと思いました(笑)。でも、花とアリスだったらやりかねないですね。」と印象を話した。

蒼井優さんは「見どころは多すぎて選べないですけど、花がユダに言われた“あの痛み一生忘れない”を受けて“どんだけ愛してんだよ”って、電車の中で言ってるのが“うわぁ~花だ!たまんねぇな”と感じました。」と話し、さらに「見なおしてみると、花とアリスの掛け合いや台詞の面白さがほんとにたまらない。別々に声を録ったんですけど、その割に息が合ってると我ながら思いました。またアリスがやりたいです。」というと「やりたい!」と鈴木杏さんも頷いた。

岩井俊二監督は「いつ卒業できるのか、ずっと引きずっている作品なので、また生まれるかもしれないですね。」と、さらなる続編への期待をのぞかせた。

最後に蒼井優さんが、「初日を観に来てくださった方は感想を広めてくれる重要な使命があると信じます。とにかく誰が見たくなるような話を伝えて。」と客席にアピールすると、岩井俊二監督も続けて「僕の作品は火が着くのが遅いので、ぜひお願いします。」と呼びかけた。

映画「花とアリス殺人事件」は、本日2月20日より新宿バルト9ほか全国の劇場でロードショー公開中。

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「花とアリス殺人事件」公式サイト