AKB48グループ恒例、10年目の「リクアワ」開幕 ニューアルバムからの新曲も初披露

AKB48グループ
「AKB48グル ープリクエストアワー セットリストベスト100 2017」(c)AKS
「AKB48グル ープリクエストアワー セットリストベスト100 2017」(c)AKS

AKB48グループによる恒例のライブイベント「リクエストアワー セットリストベスト100」が21日と22日の2日間、TOKYO DOME CITY HALLにて開催。1日目の21日の昼公演では、100位から76位のランキングが発表された。また1月25日にリリースされる8thアルバム『サムネイル』収録の新曲も初披露された。

AKB48グループの劇場公演楽曲、シングル曲およびカップリング曲、アルバム楽曲などの対象楽曲全969曲の中から選ばれたベスト100が決定するランキング形式のコンサートが開幕。

昼公演は、100位『大声ダイヤモンド』からスタート。各グループの若手メンバーが、元気いっぱいのパフォーマンスで、記念すべき10回目となるリクアワのオープニングを飾った。宮脇咲良さんと兒玉遥さんのユニット“サクラハルカ”の『タブーの色』(96位)、山本彩さんのソロ曲『抱きしめたいけど』(92位)、メンバーがジャージ姿で披露した『KONJO』(78位)など、普段披露される機会が少ないシングルやアルバムのカップリング曲なども多数ランクインしていた。

一方、昨年のヒットシングル『君はメロディー』は79位と、早くもランキングに登場し、会場を驚かせていた。93位『夢見るチームKIV』では、卒業を発表したチームキャプテンの多田愛佳さんには会場からひと際大きな歓声が送られていた。

昼公演でのランキングで目立ったのはSKE48。99位『12月のカンガルー』、98位『思い出以上』、91位『Escape』、87位『Gonna Jump』、83位『前のめり』、さらにはラッキーナンバーの77位には『ハッピーランキング』が入る偶然も重なり、25曲中6曲を占めた。

リクアワの楽しみの一つである、メンバーの衣装チェンジの合間をつなぐMCコーナーは、今年さらにパワーアップ。多彩な企画が繰り広げられた。

峯岸みなみさんと大家志津香さんのMCによる「タワーは立つか!? リクアワゴングショー」では、メンバーが秘められた特技や一発芸を披露。SKE48・日高優月さんの細かすぎる野球選手モノマネなどで盛り上がったが、中でも、NGT48・日下部愛菜のブリッジでステージを駆け巡るエクソシスト芸には、メンバーから悲鳴が上がるほど。

新たに結成されたという、おかっぱスタイルの市川美織さん(NMB48)、村川緋杏さん(HKT48)、高倉萌香さん(NGT48)による非公式ユニット“こけしシスターズ”は、「48グループ全員をおかっぱにする」という野望を語っていた。

その他にも、「帰ってきた『みゃおの部屋』」では宮崎美穂さんが、向井地美音さんをゲストに迎えてのトーク。ほとんどしゃべったことがない2人だったが、「脱・いい子」を目指す向井地さんが、宮崎さんから「悪い子」になる方法の指南を受けていた。また「須藤凜々花の“教えて先輩”リターンズ」では小嶋真子さんとの対談。先輩からアイドル哲学を学ぶ主旨ながら、須藤さんの天真爛漫な毒舌に小嶋さんがタジタジになる場面も。

最後には、1月25日にリリースされる8thアルバム『サムネイル』に収録されている12曲の新曲の中から、『青くさいロック』と『すべては途中経過』が初披露された。

関連動画を観る